Excelで作業をするときは、複数のシートを使うこともあります。そんなときに、シートの追加や切り替え、コピーなど、シートに関する作業ができなくなってしまうと困りますよね。
今回はシートの切り替えやコピー・移動などができなくなった場合の対処法について、Excel 2016を使って解説します。
Excel作業時は、画面下のシート切り替えタブをクリックすれば、シートの切り替えを行うことができます。
しかし、もし画面下に切り替えタブが表示されていない場合は、以下の手順を試してみましょう。
これで、シートの切り替えが行えるようになります。
シートの追加や削除ができなくなった場合は、ブックが保護されている可能性が高いと思われます。まずは、以下の手順で保護を解除しましょう。
同様に、シートの削除や移動なども、ブックの保護が有効になっている場合はできなくなりますので「ブックの保護」の状態を確認してください。
エクセルシートのコピーまたは移動させたい場合は、画面下のシート名を右クリックし、「移動またはコピー」を選択します。
ここで「コピーができません」などのエラーメッセージが出た場合は、行数や列数違いによるエラーもしくは、名前の重複によるエラーの可能性があります。
行数や列数違いの場合はセルを選択してコピーペーストする方法がありますが、名前の重複によるエラーの場合は、以下の方法を試してみましょう。
名前の管理ウィンドウに名前が表示されている場合は、すべて削除することで名前の重複によるエラーを解消することができます。
「#REF!」のエラー表示は、数式が有効でないセルを参照している場合に表示されます。数式で参照しているセルが削除された場合や貼り付けられた場合に発生するエラーです。
参照元のシート名に空白が入っていると、エラー表示となる場合があります。その場合にはシート名を変更すれば、参照することができます。
Excelシートを作業中にエラーが発生した場合、さまざまな原因が考えられます。
シート作業中に不都合が発生した場合は、今回解説した対処法をぜひ参考にしてくださいね!
(学生の窓口編集部)
2023/06/01
2023/05/09
2023/04/26
【企業での社会人経験を経てお笑いの世界へ】親しみやすい経歴を持つお笑い芸人・コットンのお二人が、新社会人のみなさんに伝えたい事とは?
2023/04/17
2023/03/15