2019年06月13日 更新

正しい保存方法で玉ねぎがもっと長持ち! 〇〇するのが最適解

今回は玉ねぎの正しい保存方法や注意点、選び方について解説していきたいと思います。鮮度を保つには正しい保存方法をしているかが大事。知らずに保存していると、傷んだり芽が出てしまったりして早く状態が悪くなることがあるかもしれません。野菜の中でも使用頻度が高く、様々な料理に活用できる玉ねぎを上手に使えるようになりましょう。

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玉ねぎを保存する前に

玉ねぎは、上手に保存すれば数カ月持たせることが可能です。 保存方法、食べられる期間と注意点を知り、上手に玉ねぎを保存しましょう。

保存期間の目安

玉ねぎは、切る前の状態であれば目安として常温で2カ月ほどと、かなり長期間の保存ができる野菜です。

しかし、あくまでもこれは目安であり、手に取った時に柔らかく、腐敗していたり、異臭がしたりするものなどは保存期間内でも鮮度が極端に落ちてしまっています。こういったものは処分しましょう。成長して芽が出ている場合は半分に切って中心にある緑色の芽の部分を取り除いて使います。

玉ねぎの最適保存温度および湿度

玉ねぎを保存するのに最適な温度は0~5℃くらいです。そのため、保存方法も季節ごとに変えて、寒い時期は常温での保存、暑い時期は冷蔵での保存がおすすめです。

玉ねぎを保存するのに最適な湿度は50~70%と、人にとっても最適な湿度が保存に適しています。冷蔵庫の野菜室内は湿度が90%近くあって、実は玉ねぎにとってはあまり良い保存環境ではありません。湿度の低い冷蔵室で保存しましょう。

腐ったものは早めに取り出す

玉ねぎは鮮度が落ちると全体的に水分量が多くなり、柔らかくなります。玉ねぎの腐ってきた部分は他の良い玉ねぎにも伝染するので、傷んだものはすぐに取り出しましょう。
りんごと一緒に保存すると、りんごが出すエチレンガスにより玉ねぎの成長を促進してしまい、根や芽が出やすくなってしまうので注意してください。

玉ねぎを常温で保存するコツ

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玉ねぎは正しい保存方法であれば、常温でも2カ月はもつといわれています。スーパーの特売などで一度に大量に購入する際も、冷蔵庫の容量を気にしなくて良いのは便利ですね。

玉ねぎの常温保存のポイントを2つ紹介します。

吊るして保存する

100円ショップなどにも置いてある通気性の良いネットやストッキングに、皮がついているままの状態で入れて、風通しの良い場所に吊るすのがおすすめです。

ネットの中に入れる分量としては2~3個が最適で、それ以上入れると通気性が悪くなる可能性もあるので注意が必要です。
通気性の悪い袋の中などに入れると湿気が溜まりやすく、鮮度が落ちてしまう場合があるので、買ってきた時のビニール袋からは出して保存しましょう。温度に問題がなければ2カ月は保存可能です。


かごで保存する

吊るすのが面倒だという方はかごで保存するという方法もあります。方法は簡単で、玉ねぎを茶色い皮がついたままひとつずつ新聞紙などに包み、かごの中に入れます。

注意点としては、風通しの良い場所に置く、ぎゅうぎゅうに入れすぎない、新聞紙が玉ねぎの湿度を吸って柔らかくなってきたら取り換える、といったことが挙げられます。この方法でも1~2カ月ほど持ちます。

カット玉ねぎの冷蔵保存のコツ

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玉ねぎの皮をむき半分に切った状態で保存するなら、キッチンペーパーで玉ねぎの水気を取り、それをラップでぴったりと包みましょう。冷蔵庫で3~4日持ちます。

玉ねぎをカットした場合は ジップロックの袋に入れ、なるべく空気を抜いて閉じます。その状態で冷蔵庫で保存します。こちらも保存期間は3~4日です。

玉ねぎを冷凍保存するコツ

冷蔵保存の時と同様、玉ねぎをカットしキッチンペーパーで玉ねぎの水気を取ります。そして、ジップロックに入れて冷凍庫で保存をするというのが基本的な手順です。
この方法で、鮮度を保ったまま、1カ月ほど保存できます。

カットしたら冷凍保存がおすすめ

玉ねぎの冷凍保存は、春夏など暖かい時期や湿度が高い季節の保存に最適です。また、カットして保存するのでさっと取り出して料理することができ、面倒な手間なく使えるのも、冷凍保存をおすすめする理由です。

冷凍した場合、シャキシャキした食感は損なわれることが多いですが、甘味が増します。そのため、カレーやシチューなど煮溶けて食感がなくなっても問題ないレシピに向いています。
炒めたり、電子レンジで加熱したりしてから冷凍保存することもできます。みじん切りの玉ねぎを炒めた状態で冷凍すれば、ハンバーグやミートソースにすぐに使えて便利です。
▼玉ねぎのみじん切りが大変!という人はこちらの記事でコツをチェック
【玉ねぎのみじん切り】簡単な切り方と料理への使い方を解説

玉ねぎの解凍方法

基本は電子レンジや自然解凍で半解凍にして使います。煮詰めるものや炒め物など、熱を通して調理する場合、解凍せずそのまま使用することもできます。

新鮮な玉ねぎの選び方

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スーパーで売っている普通の玉ねぎは良い状態で売られていることが多いのですが、玉ねぎの鮮度が気になった場合は、
①艶があるか
②上下の端がぎゅっと詰まっているか
③球形に近いか
④ずっしりと重みを感じるか
を確認してみてください。

この4つが新鮮な玉ねぎの条件です。

新玉ねぎについて

4~5月頃にスーパーに出回る新玉ねぎは、収穫してすぐに出荷されるため、普通の玉ねぎに比べて水分が多く、傷みやすいです。
新玉ねぎは冷蔵庫で保存し、なるべく早く食べきるようにしましょう。

水分が多いので、生のままスライスしてサラダにしたり、薄切りにしてさっとゆでてポン酢をかけたりして食べるのがおすすめです。

まとめ

玉ねぎの保存は、保存する季節や場所を考え、ひと工夫すれば長期の保存が可能です 。炒め物に、煮物にと多様な料理で使われる野菜ですので、自炊で頻繁に使う野菜のひとつです。
これから自炊を始める方は、この記事を参考に玉ねぎと上手に付き合っていきましょう。
監修:貞本紘子
料理家。食育アドバイザー、幼児食アドバイザー。
岐阜県にて家庭料理、パン、ケーキの教室「colette」を主宰。 少人数制、初心者にも分かりやすく丁寧な指導で生徒数は6年間で述べ5500人。 「おうちご飯をもっと楽しく!」をモットーに活動中。 ブログ https://ameblo.jp/colette-cooking/

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