証明写真はあなたの人となりを視覚で最初に伝える大切なツールです。写真写りが悪いと嘆く人も多い中、どうすれば納得の一枚になるのか?を学生の気持ちに寄り添う適切な指導で人気がある就活アドバイザの井上さんに聞いてみました。
教えてくれたのはこの人!
就活アドバイザー 井上真里さん
採用現場での経験を基に全国の女子大生を対象とした就職支援を行い、採用コンサルタントとして複数の企業の社外人事に携わっている。
TALK MEMBER
M.Kくん
上智大学
S.Nくん
法政大学
Y.Iさん
津田塾大学
H.Nさん
東京外国語大学
M.Yさん
日本大学
証明写真はやっぱり写真スタジオで撮った写真の方が良いですか?
光の具合によって、写りが全然違いますので、写真スタジオなどでプロの方にお任せするのがやはり一番だと思います。といいながら、実は私自身は自分の就職活動ではスピード写真を使った記憶があるのですが・・・、その時も膝に白い紙をおくと、レフ板効果があると聞いて、明るさを演出するために工夫してみたりしました。 カジュアルな写真を添付するエントリーシートでも、自然光の下など明るい印象があるものを選ぶと、よりエネルギーが伝わり魅力的に見えますよ。
オンライン選考やWEB面接などでアイコンが表示される場合、そのアイコンも顔が映っている証明写真にした方がいいのでしょうか?
採用担当の立場から答えると、必ずしも証明写真の画像で無くてもいいですが、顔がわかりやすい写真にしてほしいですね。
写真は微笑む程度で写れるといいですが、笑顔に苦手意識を持つ人は意外と多いのかもしれませんね。笑顔が苦手な人は奥歯をぐっと噛み締めるようにしてみると口角を上げやすくなり笑顔に近くなります。 笑顔をつくる表情筋が衰えていると、写真スタジオで急に笑顔を作ろうとしても難しいので、苦手な人は日常生活で少し意識してみて下さいね。
業界によって微笑むくらいがいいとか、写りかたに違いがあったりするのですか?
マスコミや、航空業界など印象重視のところは、特に写真に気をつかいますね。写真スタジオには、特定の業界に強いとか実績があることをウリにしているところもありますから、そこでアドバイスを受けるのもいいですね! 証明写真は、面接であなたに直接会う前に採用担当者があなただと認識するとても大切なものです。あなたが提出した履歴書は内定後の配属検討にもよく活用されるので、侮らないようにしましょう。
せっかく笑顔でキレイに撮影された写真でも、履歴書に貼る時に曲がっていたり、はがれかけていたり、サイズがあっていなかったりしては台無し。写真や提出書類を雑に扱う人は、仕事も雑なのかなと心配になります。写真の出来映えだけでなく、履歴書や提出書類の扱い方も丁寧にしましょう!
文:曽根真遊
写真:今井裕治
制作:vivace next
編集:マイナビ学生の窓口編集部
※座談会は感染症対策を行ったうえでマスクを付けて実施し撮影時のみマスクを外しております。