「学生時代に頑張ったこと」は就活をしている学生であれば絶対に聞かれると言ってもいいほどよく聞かれる質問です。いざ書き出そうとすると「何から書いたらいいのかわからない」と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか? 自分が学生時代に頑張ったことを採用担当にしっかり伝えて自己PRをしたいのが本音ですよね。そこで今回は、学生時代に頑張ったことの書き方をご紹介します
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エントリーシートに書いてはいけないエピソードとは?
学生時代に頑張ったことは、学業、学生団体の活動、アルバイト、インターン、ボランティアなど、これ以外にも人によってさまざまなものがあります。
学業でよく挙げられるのはゼミでの研究、研究室での活動などです。単なる受け身の授業ではなく、自分が調査に回ったり対外的な交渉をしながら話したりなどの活動を通じて、大きな学びを得られるという特徴があります。そこでの体験を通じて学んだことをアピールポイントの軸にするとエントリーシートも書きやすいでしょう。文系の学生の場合、学業についてアピールする方は意外に少ないので、あえて学業の話題を選んでもよいかもしれません。
語学を使った活動や、ビジネスコンテストなどを行うなど、さまざまな活動があります。仕事に直結するようなものでなくても、組織の運営に携わっていたという経験があればアピールできるポイントがたくさんみつかります。イベント運営などの機会があれば、どのような能力を使って活躍できたのかということをピックアップすると、よい内容を作ることができます。
比較的社会人としての仕事に近く、学生ができる大きな社会経験でもあるアルバイト。多くの就活生が、学生時代に力を入れたことで挙げる項目でもあります。店舗運営などをすると飲食店やスーパーなどのアルバイトをしていれば、売上に対する取り組みなどを行って成果を挙げることもできます。また事務職や営業職などのアルバイトの場合は、より仕事に直結した経験や学びをアピールすることができるでしょう。
インターンはアルバイトよりもさらに仕事に直結する働き方が特徴で、社会人を疑似体験できることが大きな特徴です。長期のインターンと短期のインターンで、その内容は異なりますが、どちらも学んだ内容やそこで得た知識についてアピールするとよいでしょう。
そのインターンをすることになったきっかけやインターンをしてみてどのような能力を発揮できたのかなど、通常のアルバイトなどとは違う観点で仕事を見ることができるので、そのような観点を含めてアピールすることをおすすめします。
ボランティアは仕事とは離れている印象があるかもしれませんが、無償で何かを行うという自分のモチベーションをわかりやすく伝えることができます。そのボランティアをすることになったきっかけや、その経験がどのように仕事に繋がったのかをアピールするとよいでしょう。
自分が過去に経験してきた学生時代の活動の中でどれを書くか悩む方は、さまざまな切り口でエピソードを作り、その切り口を見て「どれをアピールしたほうがよいか」を判断しましょう。まずはさまざまな活動内容を見ていきましょう。
実際その活動をすることで活動自体の成果や、あなたが得られた学び(成果)についてまとめて話しましょう。たとえば販売員の仕事をしていて、売上に対するコミット、お客様が求めているものを知ること、この情報で販売実績を上げられたなどの経験をアピールすると、仕事に必要な情報を収集し、活用する能力があると理解してもらえます
成果が上がったことをアピールしながら、なぜそれを実現することができたのかという具体的な行動も伝えることで、そこであなたがどのような努力をして結果まで結びつけたのかをアピールすることができます
具体的な行動を思い描いて実行したとしても、実際は簡単に物事が進むわけではありません。予定外のことがたくさんあるからです。そんなとき、目標を達成するためにあなたはどのような行動を取ったのでしょうか?
協力者が得られなかった、売上が思うように上がらなかった、トラブルがあったなど、さまざまなパターンが考えられます。苦労したものの、成果に結びつける活動として何をしたのかを具体的にアピールしてみてください。
学生時代になぜその活動をしようと思ったのか、という動機についてもアピールしてください。これは、あなたがどのような人物で、何に興味を持っている人物かを知りたいと考えているため、それを明確にできるポイントにもなります。動機を初対面の方にも伝わるよう、わかりやすく伝えてください。
アピールするときにはひとつの経験だけでなく、その他に同じパターンで成功できた事例を一緒にアピールすると非常に説得力が増して魅力的な内容になります。こちらも同じく苦労したポイントなどえおまとめて伝えると、よい評価につながるでしょう。
さまざまな活動を行って成果を出した結果、他者からどのようなほめ言葉をもらえたかを共有しましょう。他者からのほめ言葉には、あなたが意識していなかった素晴らしいポイントや着目していなかったエッセンスが含まれている場合があります。自分ではなく他者からの評価は客観性をもっていて、企業側にも受け入れやすいので、ぜひアピールしていきましょう。
あなたが実行した活動の中で上げた成果や、学んだことがどのようにその企業で活かせるか、というポイントを忘れずにつ伝えてください。学生時代に頑張ったことを伝えるだけではアピールが足りません。「あなたの企業で、わたしはこのように役立てる」というポイントを押さえてアピールするようにしてください。
このような切り口で学生時代に頑張ったことをアピールすると、企業側も理解がしやすく、成果+人となりも含めてアピールすることができます。