CHECK POINT3 印象
話の印象づけスキルはジェスチャーがポイント。
相手を自分の話に引き込み、面接の印象をよくするためには、うまくジェスチャーを使うことが大きなポイントです。例えば、大学4年間のエピソードを話すときに、「1年目」「2年目」という話題転換の場面で、指を1本、2本と立ててみせる。そうすることで、聞き手は飽きることなく、話に引き込まれやすくなります。またジェスチャーは、必ず顔の横で行うこと。おなかのあたりでゴソゴソと手を動かすと、けだるそうに見えたり、手持ち無沙汰で遊んでいるように見えます。落ち着きがなく手を動かすのもNG!
好感を得るための視線の置き方とは?
面接の際に重要なのが、面接官との「アイコンタクト」。相手の目を見て受け答えするのは当然のマナーです。けれど、決して「ただ目を合わせて話せばいい」ということではありません。あごを引き過ぎると必要以上に上目遣いになり、怖い顔、不機嫌そうな顔に見えてしまうこともあります。背筋を伸ばし、顔だけでなく胸元を相手に向けて、目を見て話すことが大切なのです。面接官が複数いる場合には、首だけを回してそれぞれと目を合わせるのではなく、やはり胸元も相手に向けるよう、意識しましょう。
解説:重田みゆき/インプレッショントレーナー、エムスノージャパン取締役。カリスマキャビンアテンダントとして培った印象度を高める技術を伝える。