筆記試験対策やOBOG訪問にも力を入れました。これら就活生ならば力を入れることには満遍なく力を入れましたが、中でも力を入れたのは「練習」です。例えば、テキストで解けるようになっても、本番のテストセンターで力を発揮できなければ意味がないわけです。そこで、テストセンターにしても面接にしても、「練習企業(=志望度の高くない企業)」で本番を体験することに力を入れました。忙しくなると練習企業の予定はキャンセルしたくなりますが、その誘惑に負けないで下さいね。
常に忙しかったです。3月~4月は、週の半分以上は説明会やイベントに参加、並行して1~2人/週のペースでOB訪問、5月はテストセンター受験やリクルーター面接で忙しくなります。6月の前半2週間は、日曜以外のほぼ毎日が面接でした。タフさに加え、予定管理能力も問われますね。
本番で力を発揮できるかが大切なことは、大学受験等を通して認識されているはずです。キャリアセンター等での模擬面接にも効果はありますが、何といっても企業の選考で練習することが一番です。可能であれば、是非、実践しましょう。
文◯岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。