自己分析で自分を知る。ここで作業が終わっては、就活で優位に立ったことにはなりません。自分を知った上で、説得力ある自己PRを作成したり、話せたりすることで、はじめて優位に立てるのです。よって、自己分析に加えてそこで知った自分の長所や強みを上手にPRできる文書作成力やプレゼンテーション力を高める必要があります。自己分析と一体化させて業界研究にも取り組むべきでしょう。なぜなら、「業界研究によって生み出される志望動機」こそが説得力のある自己PRになるからです。
ビジネスにおける夢をもち、10年、20年と会社に定着して働いてくれる人……これが会社の求める人材像です。よって、志望する企業が自分の人生をかけて取り組む業界だと言い切れる人が選考で優位に立ちます。志望業界が定まっていない人は、『自分がワクワクできる業界はどれなのか?』を探し、選択する必要があります。この過程は業界研究であると同時に自己分析でもあるのです。