自己PRでは、自分の本質と売りを、的確に企業に伝えることが必要なのですが、困ったことに、一つの不安材料が出てきます。
それは「NGワード」です。
面接で自己PRをする際に、使ってはいけないキーワードが存在する、という就活のウワサ。たとえば、 「社交性がある」「協調性がある」「向上心がある」というキーワードです。でも安心してください。これらはすべて、NGワードではありません。使っても問題ありません。ですが、気をつけなければならないことがあります。
今回はこれらを使う際に注意するべきポイントを解説します。
▼自分に合った自己PRが見つかる!
普段の生活、例えば、飲み会やサークルで、新たに出会った人と話をしていく中で、「この人は性格的に合うなあ」とか、「この人はちょっと苦手だな」と感じることがあると思います。
外見の好き嫌い、知性レベルの好き嫌い、性格の好き嫌い、しゃべり方の好き嫌い等は、知らず知らずのうちに判断していると思います。例えば女性が、初めて会った男性と話をしてる際「俺って社交的なんだよねえ」というその言葉だけで、今まで積み上がった印象や、判断が一気に崩れて嫌いになる、ということはほぼないと思います。
「社交的」という言葉をキッカケに、嫌いになったとするならば、 前段階で、何か不快感や違和感を抱く相手の言動があったはずです。
そういった言動があったうえで「社交的」という言葉を使うから、
「え? 今まで、さんざん好き放題しゃべってるし、ちょっとこっちが意見すると、ムッとしたのがすぐ顔に出るし、こっちの気持ちも全然理解してくれないし、どこが!?」
という状況になるはずなんです。
同じことが、採用面接の場でも起こります。
学生が「社交性があるんです!」と自己PRをして、 実際になぜそう思うのかを尋ねてみると、まったく社交的なことにつながらない、ということが。
面接官は「求める人物像にできるだけマッチする学生を採ろう!」という思いで面接に臨み、「求める人物像か否か」を判断するために、学生の自己PRを聞きます。
たくさんの学生と面接をするので「積極性」「リーダーシップ」「社交性」「協調性」など、あらゆるキーワードを、ごく普通に聞いているんです。
そして、 キーワードの信憑性を色んな角度から、質問というカタチで確認します。
キーワードに関するエピソードを聞いて、興味を持ったことや、違和感を抱いたことを確認したうえで、「これは間違いなく社交性があるな」とか「全然違うな」というジャッジをしていくのです。
ではなぜ、「社交性」や「協調性」というキーワードが「NGワード」と言わているのか。
1/27(水)開催『オンライン模擬面接を就活アドバイザー才木先生と実践しよう!~第1回~』
面接
【終了】12/16(水)開催『自分だけの”就活ノート”で無敵の就活、始めよう!』講師:才木 弓加
就活アイテム
【終了】12/3(木)開催無料ウェビナー『就活用にPC買う? 買い替える? コロナ1年目の終わりかけに聞きたいPCの選び方』
就活アイテム