就活を成功に導く「身だしなみ」の整え方ポイント4選

就活を成功に導く「身だしなみ」の整え方ポイント4選

2015/12/21

就活の身だしなみ

身だしなみは大切です。身だしなみにおいて外見は一部であり、内からの身だしなみまで追求しましょう。
1.外見における身だしなみ

 身だしなみで簡単に整えられるのは外見です。外見に関するものとしては、以下のようなものがあります。

・髪形(寝癖はついていないか、ぼさぼさではないかなど。厳しい職場では、もみあげや襟足の長さなどもチェックされます)
・顔全体(男性の場合は無精ひげがないか、女性の場合は、適切なお化粧がなされているか。鼻毛も目立ちますのでチェックを)
・口元(面接前に食事をした場合は、歯と口臭をクリーンにしてから臨む心がけを)
・手(爪の汚れは、意外と目につきます)
・足(座るとすね毛が見えるとスマートではありません。また、スーツで白の靴下はNG。女性の場合は、替えのストッキングを持ち歩くと良いでしょう)
・服装(ワイシャツの襟・袖元の汚れに注意。頻繁に洗濯しましょう。また、スーツを脱いだ場合は床に脱ぎ捨てず、必ずハンガーにかけましょう)

2.外見の身だしなみを活かす身だしなみとは?

例えば、しわの無いリクルートスーツに身を包み、肩のふけを払ってあるとしても、背中を丸め、両手をポケットに突っ込み歩いていれば、せっかく整えた身だしなみも意味をなしません。つまり、立つ・歩く・座る・お辞儀等の動作及び姿勢も、外見の身だしなみの評価を決定付ける重要な要素と言えます。では、就活では、どのような動作や姿勢を心掛ければ良いのでしょうか?

・立つ(背筋を伸ばすのならば、指先まで伸ばしましょう)
・座る(背もたれを使わず、浅く座る意識をもつと着席姿が整います)
・歩く(企業は若々しい方を求めていますので、快活に歩いてみましょう)

3.そもそも、なぜ身だしなみに気を配る必要があるのか?

身だしなみに気を配る理由の第一は、例えば「ネクタイの柄が妙に派手だな。他の就活生と比較して浮いていることに気づけないほど、空気の読めない人なのかな」等、初対面の相手に誤解を与えないためです。

4.究極的に目指すのは、相手の気持ちを豊かにする身だしなみ

誤解されない身だしなみの次に目指すのは、「職場に元気をもたらしてくれそうだ。一緒にいると、こちらまで元気になれそうだ」等の、相手の気持ちを豊かにする身だしなみです。これを成功させるためには、自分自身が健康的で、心が充実している毎日を送っている必要があります。その毎日の結果としての、あなたの体全体からあふれだしている雰囲気も大切な身だしなみの一つなのです。

「面接官に見られることはないが、私の部屋の整理整頓にも気を配ってみよう」こんな意識をもてた時、本物の身だしなみが身に付きはじめるでしょう。

岡 茂信 (おかしげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」(http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している

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