■山形大学 Tさん(IT企業志望)
中学校2年生のころ、コンピューターに詳しい親友の影響を受けて以来、ITの進化と可能性にワクワクしてきたというTさん。大学は工学部に進み、就職先もIT業界以外には考えられないという。
「将来的には、大学内のSNSから発展したFacebookのような、大勢の人が使えて情報交換ができる新しいサービスを提案してみたいですね」(Tさん)
3年生の半ばから業界セミナーや合同説明会に足を運び、具体的に就活を始めたのは3月以降。今のところ面接を受けることができたのは2社だが、残念ながらその先に進むことができなかった。
「書類は通りやすいのですが、肝心の面接で自己アピールができない。自分の話を膨らませることが苦手です」とTさん。自己アピールの軸が定まっていないことと、それを補足するエピソードも不十分だったと分析している。面接対策を万全にし、今後もIT企業に絞って就活を頑張るつもりだ。