「自分だけ内定…」気まずくなった友人との付き合い方

「自分だけ内定…」気まずくなった友人との付き合い方

2015/03/21

ニュース&コラム

「自分だけ内定…」気まずくなった友人との付き合い方

励ましあったり、悩みを相談し合ったり。就活では、志を共にする友人の存在が欠かせませんよね。でも、同じ企業を志望していたのに自分だけ内定を受けてしまったら……、友人との関係が微妙になってしまったという就活生の悩みに心理カウンセラーの大野萌子さんに回答いただきました。

Q.友人も第一志望だった企業に私だけ受かってしまいました。本人は人づてにそれを聞いたようで、あまり連絡をくれなくなってしまいました。友人関係は続けたいのですが、こちらから連絡をするのもはばかられます。いつ、どのように接するべきでしょうか。

A.同じ企業を志望されていた友人の方とのかかわり方、難しいですね。

その友人の性格やあなたとの関係性にもよる部分も大きいかと思うのですが、そこまでわかりかねますので、一般的なことをお答えしたいと思います。

相手の方から、あまり連絡をくれなくなってしまったとのことですが、「あまり」という事は「まったく」ではないのでしょうか。

だとしたら、まったく接点がないわけではないので、基本的には、「相手から」の連絡にはきちんと応え「こちらから」の連絡はしないほうがよいと思います。それは、こちらが相手のことを無視しているのではなく、あくまでも相手のペースで付き合いを続けることに繋がります。

また、「まったく」連絡が途絶えてしまっている場合でも、友人の内定が決まり、就職先が決定するまでの微妙な時期は、この方法で付き合うのがベターだと思います。

おそらく、今、友人の方は、精神的にも身体的にも大変な状況だと思うので、相手のペースに合わせて連絡を待つのが優しさだと思います。相手が追い詰められている心理状態だと、たとえあなたが、労いの気持ちを持って接したり、何かの役に立ちたいとアドバイスしたりしても、素直に受け取ってもらえない可能性も高いのです。

決してあなたに悪気がなくても、「見下されている」「不憫に思われている」「自慢されている」という感情が相手に生まれる可能性があります。実際に、内定がもらえてない学生から受ける相談に、すでに内定がもらえている友人に対しての劣等感を強く持ってしまうという悩みが多いのも事実です。

相手から連絡が来たときには、誠意をもって対応し、就職活動についてのアドバイスを求められたら、それに応じるようにしましょう。その折は、必要以上にお節介にならずに、受け入れ態勢があることを示せると良いですね。

お互いに就職先が決まれば、また、新社会人としての同じ悩みや思いを共有することができるようになると思いますので、良い友人関係を続けるためにも、今は相手のペースに合わせることが大切です。


「自分だけ内定…」気まずくなった友人との付き合い方

大野萌子さんプロフィール(http://profile.ne.jp/pf/moeko/)

産業カウンセラー。法政大学卒業後、日本通運株式会社に総合職として入社。1993年より2009年まで学習研究社を通じて教育指導と教育相談を行う。2000年からは日本産業カウンセラー協会において、カウンセラー・講師としても活動。産業カウンセラー養成講座指導歴15年、また、指導者の育成にも携わる。防衛省をはじめとする官公庁、大手企業、大学などで、現在年間120件以上の研修を行う。

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