通年採用が一般的? 海外の就職事情を留学コンサルタントさんに聞いてみた

通年採用が一般的? 海外の就職事情を留学コンサルタントさんに聞いてみた

2015/03/14

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学生のみなさんの中には、海外で就職をしたいと考えている人もいると思います。でも、海外の就職事情とは、どのようなものなのでしょうか。特にカナダの留学事情に強い留学コンサルタントの末永真一さんにお伺いしました。

■海外では通年採用&インターンで実務経験を積むのが一般的

日本では、大学を3月に卒業して4月から新入社員としてみんな一斉に働く「新卒一括採用」が一般的ですが、海外では、「通年採用」になっていることが多いです。

カナダの場合ですと、大学卒業前からインターンとして数ヵ月間就業経験を積み、その後、就職するケースがほとんどです。学生のころからインターンシップをして履歴書に書ける実績を積むのが一般的で、このような仕事経験がない学生がフルタイムの職を得るのは、たとえ難関と言われる大学を卒業していたとしても至難の業です。そのため、現地の大学生は、休暇になるとインターンシップをして履歴書に書ける実績を積みます。

インターンシップの際、企業と学生の双方がお互いを気に入れば、そのまま就職というケースも珍しくはありませんが、就職を勝ち取るためにはインターン中に会社にとって必要な存在だと認識される必要があります。会社に利益をもたらす人材という評価がされれば、就職できる可能性はさらに高まるでしょう。

なお、たとえ無事に就職が決まったとしても、カナダでは日本のように新人を育てるという概念がない会社が大半で、いくら努力しても、残業をしても、成果がない場合は即クビ、というケースもよくあります。

また、はじめは成果を出していても、数ヵ月後の成績が芳しくなくなったためクビになったというのもよく聞く話で、一般的にカナダ人は3年~5年ごとに転職することが多いようです。日本のように終身雇用制で、企業内で人材を育てる、という考えがない企業がほとんどなのです。そこにコストを使わずに、既に優秀な人材を獲得するほうにコストを使う企業が多いということですね。

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