【マツダ】の新オフィス「マツダR&Dセンター東京」に潜入!創造性を引き出す様々な仕掛けとは?

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こんにちは。マイナビ学生窓口ガクラボ学生ライターの売島です。

今回は、マツダ株式会社が2025年6月に麻布台ヒルズに開設し、自動車の知能化に対応するためのソフトウェア開発を中心に行う【マツダR&Dセンター東京】を訪問!オフィスのこだわりやR&Dセンターでの取り組みについて伺いました。

自動車業界は「100年に一度の変革期」と言われています。
その中でマツダがどのように“人と技術”を結びつけ、未来のモビリティを形づくっているのか。

マツダR&Dセンター東京を訪れ、その一端に触れてきました。

人とのつながりを重視したオフィス設計。創造性を生む空間とは

  
エントランスに入ると、まず心地よい香りが来訪者を迎えてくれます。

エントランスの椅子の中に、人感センサー付きのアロマディフューザーが設置されており、来訪された方をリラックスした気分にしてくれます。エントランスの洗練された見た目だけではなく、「香り」にまで心配りをしており、細部まで“人への配慮”が行き届いていました。

オフィスに進むと、ガラス張りのミーティングルーム、VRシミュレーターが配置されています。ガラス張りのミーティングルームは開放感があり、議論が自然と生まれる設計になっているそうです。

また、オフィスの中心近くにVRシミュレーターが設置されており、社員同士だけではなく、来訪した方に体験していただくことも多く、自然とコミュニケーションが生まれるような設計になっていました。

このことについて伺うと、担当の方はこう語りました。

「多種多様なコミュニティが自然と生まれ、温かみのある空間にしたかった」

自動車開発は、厳しい基準を満たしながら“0から1”を生み出す仕事。立場を越えて意見を交わす文化が重要です。マツダのオフィスにも、そうした“創造性を引き出す仕掛け”が随所に見られました。

東京タワーが見えるワークスペース

窓からは東京タワーが見え、絶景が広がっていました。長時間の作業で集中力が切れても気分転換ができる環境が整っています。

担当者の方も「気分が上がるオフィスであること」「景色の良さも働く上で大切な要素」とおっしゃっており、この“働く人の気持ち”に寄り添った設計が印象的でした。

和菓子パネルと共有スペース

共有スペースには和菓子のパネルが飾られ、ここでは親睦会など社員同士が交流する場として活用されています。
※期間限定の取り組みのため、現在は展示されておりません。

このスペースづくりの背景には、「オフィス=仕事だけをする場所」ではなく、プライベートな一面や趣味、興味も共有できる場所にしたいという思いがあったそうです。
「今日も来てよかった」「この人にこんな一面があったんだ」という小さな発見が日常的に生まれるような空間を目指しているのです。

例えば、マツダには和菓子づくりから撮影までを一人で手がけ、日頃はインスタグラムでその作品を発信している社員がいらっしゃいます。

その方の作品をパネルとして仕上げ、オープンスペースに展示したところ、来訪者の心を和ませる温かなアートとして大変好評だったそうです。

このような取り組みは、業務だけでは見えにくい個々の「人としての魅力」や創造性を自然に引き出し、オフィス空間に心地よい彩りを添える機会にもなっています。

こうした工夫の根底には、「仕事だけでは見えない、人々の良さや個性を引き出したい」という、まさにマツダの基本理念である「人中心」 を体現したものだと強く感じました。

未来のブランド戦略を支える技術とは

続いて訪れたのは、マツダR&Dセンター東京。
機密性の高いエリアのため一部写真は掲載できませんが、今回は以下の3つを体験しました。
•VR技術
•新型CX-5モックアップ(車載ディスプレイ)
•モーションキャプチャー

VR技術

実際の車両を仮想空間で体験できるシステム。2023年のJapan Mobility Showで展示されたものです。ステアリング操作や加減速をリアルに再現し、仮想空間とは思えないほど “走る歓び”を感じられます。

マツダR&Dセンター東京では、様々な社員同士で、また社外パートナーと新しい価値を創出するためのツールとして活用されています。

新型CX-5モックアップ(車載ディスプレイ)

今年発売予定の新型CX-5のディスプレイ操作を体験しました。
点検記録簿や車両状態の情報を一つのディスプレイに集約。不具合が発生した際には即時通知され、オペレーターにもすぐ接続できます。

SpotifyやYouTubeなどのアプリも利用可能で、車内体験そのものが“エンタメ空間”へと進化していることを実感しました。

モーションキャプチャー

手の動きに合わせて操作できるインターフェース。
画面の前で手を動かすだけで、オブジェクトの移動や変形、車両のカラー変更などができるアクティビティです。

マツダの担当者の方が繰り返し口にしていたのは、「より利便性の高いものを提供したい」という言葉。マツダはサプライヤーと共創しながら、そのうえでマツダがより重要だと考える領域は、自分たちの手で作り上げる姿勢を貫いています。

その背景には、“新たな価値をいち早く、そして楽しく届けたい”というブランドとしての強い意思があると感じました。

まとめ

今回の取材を通して、マツダがどのようにユーザー視点を重視し、どのような思想で商品開発を行っているのかを深く知ることができました。近年注目されるSDV(Software Defined Vehicle)においても、マツダは「走る歓び」というブランド思想を軸に、独自の進化を続けていくと感じました。

普段何気なく乗っている車にも、エンジニアの思いや哲学が詰まっています。次に車に乗るときは、「なぜこの形なのか」「なぜこの操作なのか」と考えてみると、車の見え方が少し変わるかもしれません。

さらに、今回の取材を通して強く感じたのは、SDVが広まりつつある中で、完成車メーカーでソフトウェア人材の重要性が高まっているということです。

車の「ハード」だけでなく、「ソフト」の価値の存在感が高まる今、IT人材を惹きつける環境づくりは、もはや企業戦略そのものです。

その点、マツダが麻布台ヒルズという立地を選び、“人中心”の働き方を実現しようとしているのは、SDV時代に向けた明確なメッセージだと感じました。

この記事をきっかけに、「車って意外と面白いかも」と感じてもらえたら嬉しいです。

文・写真:売島 晴人(ガクラボ  学生ライター)
編集:学生の窓口編集部

編集部:ぜんや

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活字中毒の中年編集者です。暇さえあれば本やウェブコンテンツを読み漁っています。 文章や言葉で読者を楽しませたり、悩みに寄り添い勇気づけられるよう、日々悪戦苦闘しながら言葉を紡いでいます。

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