【旅の宿「民宿」ならではの魅力と注意点は?】はじめての「民宿おどおど」 #あつまれ!_おどおど学生。
安く旅をするなら「民宿」がお勧めです。民宿は、ホテルや旅館の定義に当てはまらない民間運営の宿泊施設のこと。小規模かつ設備も簡易的、客室は和室である場合がほとんど。一般のホテルとはさまざまな点が異なるので、初めて利用する際は戸惑うこともあるでしょう。そこで今回は、初めての民宿利用でもおどおどしないためのポイントをまとめました。
▼「登山」おどおど記事一覧
1.はじめての「登山」おどおど(登山の魅力編)
2.はじめての「登山」おどおど(服装・必要なもの編)
3.はじめての「登山」おどおど(当日の流れ編)
4.はじめての「登山」おどおど(登山の楽しみ方編)
民宿の魅力は?
まずは民宿ならではの魅力を紹介します。
●宿泊費用が安い
民宿は中・大規模な宿泊施設と比べて安く泊まれます。素泊まりだと3,000円で泊まれるところもありますし、朝夜食事つきで6,000円前後という民宿もあります。もちろん高額な民宿もありますが、お得な金額で宿泊できる宿がほとんどです。
●安く豪華な食事が楽しめる
「宿泊費用が安い」とも重なりますが、豪華な食事が安く楽しめる民宿が多いのもポイントです。特に海沿いの民宿では、新鮮な刺身がたっぷり載った豪華な船盛りが供されることも少なくありません。例えば、筆者がよく行く伊豆の民宿は、伊勢えび入りの船盛りにキンメダイの煮つけ、アワビまで付いても1万超える程度と破格。もっとリーズナブルな民宿もきっとあるはずです。
●温泉が楽しめる宿もある
温泉地にある民宿の場合、宿のお風呂が温泉ということも珍しくありません。宿の主人が手掛けたオリジナルの浴槽を備えているところもあります。時間帯で貸し切りにできるケースもあり、リーズナブルな価格で温泉も楽しめます。
●田舎の家に泊まっているような感覚
民宿の多くは一般的な日本家屋の外観です。そのため、他の家にお邪魔して泊まらせてもらっているような(実際そうなのですが)感覚です。人によっては「親せきの家に泊まりに来たような感覚」かもしれません。いずれにしても、この「ホームのようなアウェイのような不思議な感覚」は民宿ならではのもの。
●アットホームな雰囲気
宿の主人や女将さんとの距離も近いので、例えばお勧めの観光地やグルメを聞くなど、交流が深めやすいのもポイント。アットホームな雰囲気を楽しめるのも民宿の魅力です。
民宿を利用する際の注意点は?
民宿は一般的なホテルとは特徴が異なります。そのため、民宿ならではの注意点もあります。例えば、以下の点に気を付けましょう。
●大きな音や声を出さない
民宿は小規模のため他の部屋との距離も近くなっています。また、防音についても一般の家屋程度のため、大きな音や声が響いてしまいます。一般のホテルでも過度に騒ぐのは厳禁ですが、民宿では特に音に注意しましょう。
●共用スペースの利用
洗面所やトイレ、浴室は他の宿泊客と共用です。設置数が少ない民宿もあるので、順番を守り、長い時間独占しないように利用しましょう。また他の人が快適に使えるよう、「汚さない」「散らかさない」のも大事なポイントです。
●入浴マナーを守る
浴室の利用についてルールが定められている場合もあります。例えば、「2人以上で利用しない」といった利用人数に関するものや、「利用時には『使用中』の札を掛ける」などもあります。これも守らないといけないルールです。
●時間厳守
一般的な宿泊施設とも共通することですが、時間厳守も重要です。宿に入る時間や夕食・朝食の開始時間、また浴室の利用時間など、決められた時間に遅れると迷惑が掛かります。もしなんらかの理由でチェックインに間に合わない、食事の時間に遅れる場合は、事前に伝え、相談しましょう。
●その他宿のルールを守る
他にも、宿それぞれにルールがあります。料理の配膳は宿泊客が行う、布団は退室時に押し入れに上げておくなどです。宿に迷惑を掛けないよう、また自分たちも快適に宿泊できるよう、ルールを確認・遵守しましょう。
解決!! はじめての「民宿おどおど」
初めて民宿を利用する人に向けて、「民宿の魅力」や「利用する際に注意すること」をご紹介しました。お気に入りの民宿を見つけたら、そこを定宿にしてもいいですし、いろんな民宿を利用して、それぞれに異なる特徴や個性を楽しむのもいいでしょう。民宿は中・大規模や宿泊施設とは一風変わった体験ができます。今まで泊まったことがないという人は、友人やグループでの旅行で利用してみてはいかがですか?
文:大西トタン@dcp
編集:マイナビ学生の窓口編集部
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