【充電の仕方は? 電気自動車(EV)に乗ってみたいのですが…】はじめての「電気自動車おどおど」 #あつまれ!_おどおど学生。

デジタル・コンテンツ・パブリッシング

お気に入り!

あとで読む

カーボンニュートラルの取り組みが加速する中、注目されているのが「電気自動車(EV)」。環境汚染物質が排出されず、地球環境に優しい移動手段として普及が進んでいます。最近ではレンタルやカーシェアでも電気自動車が用意されており、皆さんも乗る機会があるかもしれません。今回は、『一般社団法人 電気自動車普及協会』協力の下、「初めての電気自動車でもおどおどしないためのポイント」をご紹介します。

【診断】「恋愛おどおど」さん必見! あなたの恋愛力をチェック

おどおど解決ポイント
1. 電気自動車について知ろう
2. 電気自動車を運転する際に気を付けることは?
3. 充電するときの注意点は?

そもそも電気自動車とは?

電気自動車は、電気を使ってモーターを動かし、車を走らせる仕組みです。では、具体的にどのような特徴があるのかご存じでしょうか? 『電気自動車普及協会』に聞いた電気自動車の特徴をまとめました。

走行中に排気ガスを出さない

1キロ走行する際のCO2排出量は、エンジン車(ガソリンエンジン)が約190グラムなのに対し、電気自動車は約50グラム(化石燃料を用いた発電時の排気ガスを考慮した場合)。これはエンジン車と比べおよそ4分の1です。

振動や騒音が少ない

電気自動車は、エンジン車よりも振動や騒音が少ないのが特徴。快適に走行できます。

ガソリンを給油する手間がない

電気自動車は充電設備さえあれば自宅でも充電できます。エンジン車のように、ガソリンスタンドに行く手間が省けます。

経済性メリットがある

燃料代よりも電気代の方が安く、同じ距離を走行する際にかかる電気代は、ガソリン代の約3分の1といわれています。料金の安い深夜電力で充電した場合は、さらに低いコストで済みます。また、エンジンオイルや冷却液の交換が不要でメンテナンス項目が少ないため、維持費が高くならないことも挙げられます。

電気自動車には上記のような特徴・メリットがあります。しかし、「航続距離が短い(エアコンを使うと更に航続距離が短くなる)」「車両価格が高い」「急速充電器の数が少なく、充電に時間が必要」といった課題もあります。バッテリーのコストダウンや急速充電器の増設、高出力化による充電時間短縮が行われていますが、「まだまだこれから」なのが現状です。

▼こちらの記事もおすすめ!
1.『サーフィンおどおど』を解決 #最初にすること編
2.『ソロキャンプおどおど』を解決 #道具編
3.『スケートボードおどおど』を解決 #必要な道具編

電気自動車を運転する際に注意することは?

電気自動車は、エンジン車を経験した人なら違和感なく運転できるように設計されています。しかし、戸惑いやすいポイントも幾つかあります。そこで「電気自動車を運転する際に注意すること」を以下にまとめました。

シフトレバーの操作に慣れよう

電気自動車には「電子制御式」のシフトレバーを採用しているケースが多く見られます。電子制御式は、「ドライブは一度右に動かしてそのまま下にスライドさせる」など、レバーを指定の方向に動かすことで操作する方式。エンジン車に多い、「前後にレバーをスライドさせるタイプ」と異なり、操作後にレバーは元の位置に戻るので、最初は「今どのギアになっているのか」が把握しにくいかもしれません。慣れないうちは慌てず、確認しながらシフトを操作しましょう。

アイドリング音がない点に注意

エンジン車の場合はエンジンから音が出るので、エンジンが動いていることが分かります。しかし、電気自動車はモーターなので、電源を入れてもアイドリング音がしません。モーターは作動しないので、電気自動車独自の感覚に慣れるまではインジケーターで車の状態を確認しましょう。

特に歩行者に注意しよう

走行中もエンジン車のような音が出ません。そのため、車が近づいているのに歩行者が気付かないことがあります。歩行者や自転車に乗っている人の近くを通るときは、こちらに気付いていない可能性も考え、十分に注意しましょう。スピーカーから車両接近通報音を鳴らすことができます。

充電ではどんな点に注意すべき?

電気自動車は「充電」が必要です。初めて電気自動車に乗った場合はどうやって充電すればいいのか戸惑うかもしれません。以下に、電気自動車の充電の方法や手順、注意することをまとめました。

電気自動車の充電タイプ

電気自動車の充電は以下の2タイプに分かれています。

◇普通充電
100Vや200Vの電圧の「普通充電器」を使って充電する方法。充電が完了するまで5時間以上要します。自宅用や宿泊施設、商業施設などに設置されている充電器は、普通充電タイプがほとんどです。

◇急速充電
30分程度の短い時間で80%近くまで充電できるタイプ。主にガソリンスタンドや高速道路のサービスエリアなどに設置されています。過充電を防ぐために80%までしか充電できませんが、外出時に急な充電が必要になった際に役立ちます。

充電の手順

次に「充電の手順」をまとめました。

1.パワーをオフにする
充電時には車のパワーを切りましょう。

2.充電ポートのふたを開ける
運転席にある「オープナースイッチ」を押すと充電ポートリッドが開きます。

3.使用する充電ポートのキャップを開ける
普通充電用」と「急速充電用」のポートがあります(普通充電用のみの車もあります)。一般的に小さなサイズのポートが普通用、大きなポートが急速用です。使用する充電器に対応するポートのキャップを開けましょう。

4.充電器と充電ポートをつなぐ

充電器のケーブルを対応するポートにつなぎます。ケーブルがないタイプは、車に搭載されている「充電ケーブル」を使います。この場合は、充電用コンセントにケーブルを差してから、車側の充電ポートにつないでください。

5.充電カードで認証して充電を開始する
自動車メーカーなどが発行している認証用カードを使い、充電器の説明に沿って認証を行います。カードがない場合はビジター利用となります。充電機器の運営会社ごとにビジター利用の方法が異なり、「コールセンターに電話してパスワードを発行してもらう」「備え付けのビジター用カードを使う」「アプリで認証する」などがあります。認証が終わったら、充電開始ボタンを押し、充電ランプが点灯して充電が始まるのを確認してください。

6.ケーブルを取り外す
充電が終わったら充電ランプが消えるので、ケーブルを取り外しましょう。しっかりと充電ポートのキャップを締め、充電ポートリッドのふたも閉め忘れないように注意です。

『電気自動車普及協会』によると、「充電は基本的に運転手が自分で行います。初めての人は慣れないと分かりにくいので、予め流れを覚えておくといい」とのこと。また、自宅で時間をかけて充電する「自宅充電」と、長距離移動の際に行う「経路充電」、行き先で充電する「目的地充電」の3つをうまく使いこなすことも、電気自動車を運転する上で重要。このうち、経路充電については「充電器の少ないところでは充電渋滞が起きる場合があります。インターネットで充電場所がどこあるのかあらかじめ調べておくといいですよ」とアドバイスがありました。

⇒『電気自動車の充電器検索、充電スタンド・スポットサイト EVsmart』
https://evsmart.net/

解決!! 電気自動車おどおど

「初めての電気自動車でもおどおどしないためのポイント」をご紹介しました。特に、電気自動車ならではの「充電」は、初めてだと「これってどうすればいいの?」と戸惑う可能性があります。カーシェアなどで電気自動車に乗る場合に備え、本記事を参考に「電気自動車の特徴」や「充電手順」を覚えておきましょう!


文:大西トタン@dcp
編集:学生の窓口編集部

取材協力・情報提供:一般社団法人 電気自動車普及協会


関連記事

1.『サーフィンおどおど』を解決 #最初にすること編
2.『ソロキャンプおどおど』を解決 #道具編
3.『スケートボードおどおど』を解決 #必要な道具編

デジタル・コンテンツ・パブリッシング

デジタル・コンテンツ・パブリッシング

株式会社デジタル・コンテンツ・パブリッシング
編集プロダクション。コンテンツを制作する「よろず屋」です。取材をして原稿を書き、編集、校正を行って多くのWebメディアに納品しています。https://dcp.jp.net/

関連記事

「大学生活」カテゴリの別のテーマの記事を見る

おすすめの記事

編集部ピックアップ

学生の窓口会員になってきっかけを探そう!

  • 会員限定の
    コンテンツやイベント

  • 会員限定の
    セミナー開催

  • QUOカードPayが
    貯まる

  • 抽選で豪華賞品が
    当たる

一歩を踏み出せば世界が変わる無料会員登録

この記事に関連するタグ

あなたのきっかけを探そう

気になる #キーワード をタッチ

テーマから探そう

あなたへのきっかけが詰まった、6つのトビラ

会員登録でマイナビ学生の窓口をもっと楽しく!

閉じる
マイナビ学生の窓口に会員登録(無料)すると、
お気に入り機能などを利用してもっと便利にご活用いただけます!
  • 抽選で豪華賞品が
    当たる

  • 会員限定の
    学割でお買い物

  • 会員限定の
    セミナー開催