【観葉植物のお手入れ方法がわかりません…】プロに聞いた！ はじめての「観葉植物おどおど」(お手入れする方法編）#あつまれ！_おどおど学生。 2ページ目
観葉植物のケア方法は？
続いて、『AND PLANTS』に聞いた「観葉植物のケア方法」を以下にまとめました。
1.水やりのタイミングは「土が中まで乾いたら」
初めての場合に難しいのが水やりのタイミングです。ポイントは「土が中まで乾いたら」です。表面が乾いていても、土の中は十分に湿っている場合もあるので、「水分計」といった土の中の状態を調べるアイテムを用意しておくと便利です。
2.水やりはたっぷりと
水が足りないと観葉植物が枯れてしまいます。鉢底から水が出てくるまでたっぷりと水やりをしましょう。受け皿に出た水をそのままにしていると根腐れの原因になるので、必ず捨ててください。
3.葉の状態をきれいに保つ
葉にちりやほこりが積もると光合成の邪魔になり、虫や菌が増えやすい環境となります。たまに濡れたタオルで拭くか、霧吹きで洗い流しましょう。
4.こまめに葉水を与える
霧吹きで葉水を与えるのも忘れないように。高温多湿を好む観葉植物には、1日何度でもいいのでこまめに葉水をしましょう。
5.明るい場所に置くよう意識する
植物は日光により光合成をして体力を高めます。日中は日が差す窓辺に置くなど、できるだけ明るい場所で管理しましょう。
6.風通しの良い場所に置く
植物が生きるためには風の流れが必須です。空気が流れる環境にするか、たまに窓を開
けて風を流して空気を入れ替えましょう。
毎日こまめに様子を確認しよう
『AND PLANTS』に「お手入れのコツ・ポイント」を聞きました。
「観葉植物を上手にお手入れするコツは、よく観察し、触れて育てることです。植物は生き物です。ペット同様に、様子を見ながら声を掛け、ごはんを与えながら育てます。観察し、触れて育てることで、葉が下がっていたり、虫がついていたりといったマイナートラブルに早く気付くことができます。早期に対応することで、植物を元気に保つことができます。観葉植物を置いたら、ぜひ朝起きたらおはよう、帰ってきたらただいまと顔を見てあげてください」
解決!!「観葉植物おどおど」
今回は、「観葉植物のお手入れで必要な物」や「お手入れ方法、ポイント」についてご紹介しました。観葉植物も生き物ですから、長く元気に美しい状態を保つには、丁寧なケアが必要です。部屋を美しく彩ってくれる大切なパートナーですから、大切に育ててあげましょう。次回は、初心者にありがちな失敗や注意点のほか、観葉植物をより楽しむ方法をご紹介します。
文：大西トタン＠ｄｃｐ
編集：学生の窓口編集部
取材協力：AND PLANTS 佐藤桃子
https://andplants.jp/
佐藤桃子さんプロフィール
ハウスメーカーで造園・観葉植物などに携わったのち、観葉植物専門店の店長としてトータルでプロデュースを手掛ける。2022年よりAND PLANTSに所属。著書に『INTERIOR GREEN 観葉植物と日常』（ブティック社）。ほか、監修本多数。
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