おうち時間を楽しむ人が増えたこともあり、自宅で快適に過ごす目的で「アロマテラピー」に挑戦する人が多くなっています。大学生読者の中にも、「興味がある」という人がいるかもしれませんね。では、「アロマテラピー」を始めるには何が必要で、初心者の場合はどんな香りを選べばいいのでしょうか？ 本シリーズ記事では、アロマテラピー検定などを主催する『公益社団法人 日本アロマ環境協会』に協力いただき、「初めてアロマテラピーおどおど」を解決するポイントをご紹介します。まずは「アロマテラピーを始める際に必要なもの」です。

アロマテラピーの魅力とは？

「アロマテラピー」とは、植物から抽出した香り成分である精油（エッセンシャルオイル）を使って、心身のトラブルを穏やかに回復したり、健康や美容に役立てていく自然療法のことです。「アロマディフューザー」を用いて香りを楽しむだけでなく、スキンケアやトリートメントなどさまざまな形で生活に取り入れることができます。

『日本アロマ環境協会』によると、「『アロマテラピー』という言葉は20世紀初頭にヨーロッパで生まれましたが、日本でも古くからユズ湯やショウブ湯が親しまれてきたように、人々は植物の香りを生活に取り入れてきました。現代でもリラクゼーションやリフレッシュに、美容と健康のために植物の香りが活用されています」とのこと。

では、「アロマテラピー」にはどんな魅力があるのでしょうか？ 『日本アロマ環境協会』に聞いたところ、

「自分の気分や状態、ライフスタイルに合わせて、初心者でも気軽に取り入れられるのが魅力のひとつです。また、アロマテラピーの利用法はさまざまです。好きな精油をティッシュに香らせてリラックスしたり、トリートメントオイルを作ってスキンケアやボディケアに活用したりできます。その日の気分に合わせて香りを変えることもできるのもポイントです。アロマテラピーは、ストレスを抱える現代人の強い味方だといえます。香りを楽しみながら、心と身体をサポートする自然療法として、私たちの毎日に寄り添ってくれます」

とのこと。勉強で疲れた、家にいる時間が長くてストレスがある、という人は香りでリラックスしてみるといいかもしれませんね。

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