焼き芋は飲み物?下北沢で話題の芋スイーツ専門店「をかしなお芋 芋をかし」に行ってみた #大学トレンド
秋になり、さまざまな飲食店で旬の食材を使ったスイーツを目にする機会が増えました。そんな中、秋の代表的な食材のひとつ、さつま芋を使った芋スイーツ専門店が今注目を集めています。今回は、下北沢にある芋スイーツ専門店「をかしなお芋 芋をかし」で話題の“飲む焼き芋”をリサーチしてきました。
大学生の間で流行っているモノ、これから流行りそうなモノを大学生がリサーチして記事にする「#大学生トレンド」。今回ネタを提供してくれたのは、トレンドウォッチャーの石田瑞樹さんです。
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老舗和菓子屋が監修する「をかしなお芋 芋をかし」
下北沢駅東口から徒歩2分ほどの場所にある「をかしなお芋 芋をかし」は、江戸中期創業の老舗和菓子屋が手がける進化系和スイーツブランド「大三萬年堂HANARE」が監修した進化系芋スイーツ専門店です。インパクトのある店名は、平安時代に使われていた古語「いとをかし」の感性を芋で表現していくという思いが込められているのだそうです。
平日の昼過ぎに向かってみると、打ちっぱなしの外観のお店の前には6人ほどお客さんが並んでいました。受け取っている商品を見てみると、芋スイーツとは思えないほどの映えるスイーツを手にしています。
ここでは、契約農家「ヒゲ農園」の「完熟さつまいも」の熟し芋を使用した芋スイーツをテイクアウトすることができます。
定番メニューは、パフェ、ドリンク、芋けんぴ、焼き芋おこしなど。数量限定で、モンブランと焼き芋サンド、そして夏季限定メニューとして、かき氷、金魚すくいをモチーフにしたドリンクと芋をたっぷりと使ったスイーツが販売されています。
数量限定の「糖蜜焼き芋サンド」(650円)と「をかしなお芋の枯山水 “芋庭”」(3,000円)
この中から、気になっていたドリンク「恋来、飲む焼き芋」(650円)とパフェ「をかしな芋パフェ 焦がし”ぽんぽん”のせ」(980円)を注文してみました。
黄×紫の映えスイーツ
オーダーした2つのスイーツは、どちらも溢れそうなほどカップいっぱいに盛り付けられています。フォトジェニックな色合いと、トッピングも独特なので何枚も写真を撮りたくなりますが、冷たいうちにいただくことに。
「恋来、飲む焼き芋」
芋と豆乳を合わせた黄芋、紫芋のドリンクの上にホイップクリームやみたらしソース、その上には芋バター餡のお団子と芋チップスがトッピングされていました。
芋のイメージから、まろやかで重さがありそうと思っていたのですが、飲んでみると芋ならではの甘さとコクを感じながらもすっきりとした味わい。時折みたらしソースが混ざり合い、甘じょっぱさがアクセントになります。芋バター餡は意外にもあっさりとしていますが、さつま芋のねっとりとした食感を楽しめました。芋チップスはお口直しにピッタリの味わいです。
十分に芋を感じながらも、甘さは控えめでスルスルっと飲めてしまう、まさに新感覚のスイーツでした。ドリンクもたっぷりで、トッピングにお団子ものっているので1杯でお腹いっぱいになるほど満足感がありました。
ストローには、「をかしな恋みくじ」が結ばれているので、忘れずに開いてみてくださいね。
「をかしな芋パフェ 焦がし”ぽんぽん”のせ」
新食感マシュマロの “ぽんぽん”がモンブランの上にのっており、スプーンでたたくと“ぽんぽん”と揺れ、フォルムが可愛いスイーツです。カウンターに置かれると、目の前でバーナーを使って“ぽんぽん”を炙ってくれます。
“ぽんぽん”の中には芋クリーム、パフェの中には、紫芋アイス・黒糖ゼリー・大豆グラノーラ・煎り黒豆・ホイップクリームなど、たくさんの食材が入っており、さまざまな食感を楽しむことができます。
すっきりとした甘さのモンブランに、様々な食材の味わいと食感が合わさり、ボリュームのあるスイーツでした。刺さっているスティック安納芋はクリームをディップすると、一味違う芋の味わいを楽しむことができますよ。
最近では焼き芋専門店をよく見かけますが、ここまでアレンジされた芋スイーツはなかなか見かけないですよね。どこか懐かしい味わいなのに新しい、まさに進化系芋スイーツでした!
取材・文/Cathy
大学生トレンドウォッチャー/石田瑞樹(学窓ラボ)
編集/マイナビニュース編集部
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