トレンド探しで社会人目線が身に付いた! 【学窓ラボ通信番外編:トレンドウォッチャーにインタビュー】
こんにちは!
学窓ラボメンバーのなおです。
学窓ラボメンバー達の活動の様子を紹介しよう!というこの企画。
今回の学窓ラボ通信は番外編として、
大学生の間で流行っているモノ、これから流行りそうなモノをリサーチ&レビューしてくれている、通称「トレンドウォッチャー」の2人に詳しくお話を聞いてきました!(インタビューは8月末に実施しました)
お仕事の裏話など盛り沢山なので是非最後までお付き合いください!
答えてくれたのはこちらのメンバー
近藤美羽夏さん
日本大学芸術学部2年。複数のSNSでトレンドキャッチ。スタバの新作は必ずチェックしている。
【担当したトレンド記事】
売り切れ続出!? スタバ新作「ダブル 抹茶 ティー ラテ」去年とどう違う?
【懐かし可愛い】大学生の間で流行中! 気になる知育菓子3つを作ってみた。
石田瑞樹さん
武蔵大学社会学部3年。流行りに乗るタイプではないが、TikTokをよく見ている。
【担当したトレンド記事】
【世田谷公園】クリームではち切れそうな背徳感いっぱいのドーナツが最高だった
90秒で熱々が完成!? 本格ラーメンが買えちゃう自販機「Yo-Kai Express」へ行ってきた!
<INDEX>
1.トレンドウォッチャーの活動内容は?
2.どうやってトレンドを探しているの?
3.記事に取り上げてもらうために意識していることは?
4.情報を報告する際に意識していることは?
5.この活動を始めようと思ったきっかけは?
6.活動していて大変なことは?
7.この活動を通して得られたことは?
8.トレンドウォッチャー一押しトレンドは?
トレンドウォッチャーの活動内容は?
学生の窓口編集部 マイナビニュースやマイナビ学生の窓口では若者のトレンド情報を扱う記事を出していて、大学生のよりリアルな情報を扱うため、この活動は始まりました。
記事のネタにするため、学生の間で流行っているものや流行りそうなものを毎週報告してもらっています。その中から、編集部が面白そうなテーマをピックアップして、食レポや写真撮影もお願いしているんです。
具体的には、石田さんは月曜日担当、近藤さんは金曜日担当、あと今日はインタビューに参加できなかったのですが、もう一名、岡田さんという方が水曜日の報告を担当していて、3名体制で最新トレンドをチェックしてもらっています。
どうやってトレンドを探しているの?
近藤さん 複数のSNSで確認しています。1人だけが上げているのではトレンドではないので、複数のSNSで見かけたり、複数の人が投稿しているものを報告するようにしています。
Instagramの場合なら、フィードを見ることは少なく、見るのは主に検索欄です。トレンド情報を調べすぎていて、検索欄を開けば新作や話題になっている情報が自動的に出てくるようになっています(笑)。
食べ物系はやっぱりInstagramが早いと思っていて、「新作!」「次はこれ!」のワードを見つけたら、確認しています!
その投稿から関連の投稿を見て芋づる式に探すことも。
石田さん 僕のトレンド探しではほとんどTikTokしか見ていません。Instagramより広がりが早いためバズりの発端なんじゃないかと思っています。
グルメアカウントを見ていると関連でどんどん情報が流れてくるので、そこからキャッチして、見つけたときには保存をして情報をためるようにしています。
ただ、1つのSNSで多く取り上げられているだけではトレンドになっているとは言わないと考えているため、TikTokで見つけたテーマをInstagramの投稿数の量で確認するなど、複数のSNSをチェックしてから報告しています。
記事に取り上げてもらうために意識していることは?
近藤さん 記事にならないかもな、と思ったものもとりあえず全部挙げてみることを意識しています。挙げた段階で記事にならないだろうなっていうものもあります(笑)。取材にコストがかかるものとか、人の感覚によるものとか。
例えば、アイスリングなどは寒い・暑いは人それぞれなので記事にするのは難しいのではないかと思っていました。
石田さん 2つあって、1つ目はマイナビ学生の窓口が大学生向けメディアなので、大学生にウケそうか?を基準にネタを集めています。
2つ目は、記事にしたときのイメージをするようにしています。この情報だけだと記事の内容が薄くなってしまうかなと思ったら、もっとテーマを深堀りしてから報告するようにしています。
情報を報告する際に意識していることは?
近藤さん 編集部の方の目に留まりやすいように、テーマにちなんだ記号をつけることや、「他にはない」「○○な色」など言葉選びも頑張っているつもりです(笑)。
調べてもらいやすいように商品や店名をフルネームで書くことやURLを貼り付けることも毎回するようにしています。
(近藤さんの報告の一部抜粋)
石田さん 僕も、報告する時はなんでこれがバズりそうなのか自分なりに考察してから載せるようにしています。ただ事実を述べるだけじゃなくて、どう思ったか、考えの部分も発信するようにしています。
(石田さんの報告の一部抜粋)
この活動を始めようと思ったきっかけは?
近藤さん 私は日本大学芸術学部に通っていて、テレビ制作をしているんですが、その関係でトレンドをリサーチしなければならないので、それに加えて自分の能力になるものが出来ればと思っていました。シンプルに流行りものが好きなところもあります!
石田さん 普段流行に乗るタイプではなくて、案件の募集を見たときに、最先端に行けたら面白いなと思って始めました。日常的にTikTokを見ているので、その見たものを発信出来たらいいのかなと思っていました!
活動していて大変なことは?
近藤さん シンプルにネタ切れします(笑)。
あとは、どこからが流行なのかわからなくなってくるところも大変でした。スタバの新作みたいな1つのテーマでシリーズ化してしまったり、内容が薄くなってしまったりしないように気をつけています。
石田さん 1つは優先順位です。テーマに合わせてどれを優先的に発信したら良いのかはいつも考えています。もう1つは大学生にウケそう!と思っても意外と記事にしてもらえないことがあること(笑)
近藤さん わかる~
学生の窓口編集部 予算の兼ね合いとかがあって・・(苦笑)
この活動を通して得られたことは?
近藤さん 大学の活動に活かせる!大学でもトレンドをキャッチしないといけないので、そういう点からするとWIN-WINというよりWINしかない状態です(笑)。
そしてお仕事には関わっている人がいっぱいいるんだなと感じました。コロナ禍なこともあって、オンライン上で活動することに慣れる機会にもなったと思います。私は、ここでの「半社会人」の経験を踏み台にしていきたいなと思っています!
石田さん 仕事をする意識ができるようになったことですかね。レポートをするために、ただ遊びに行ったときには見ない観点でものを見るようになりました。
しっかりと取材依頼を出したり、本当に流行っているのか周りの学生にインタビューをしたりと、普通の学生生活ではできないことをやらせてもらったと思います。
また、食べ物系のトレンドを取り上げる時は、実際に商品を買って余ったものを後輩とのコミュニケーションに活用している点も助かっています(笑)。
最後に、最近の一押しトレンドは?
石田さん 僕は、豊洲公園です!この公園、実は花火が出来るんです!荒川の河川敷も有名ですが、今後は豊洲公園で花火をする人も増えるんじゃないかなと思っています。
あとは、窯出しカントリーマアムもイチオシです。店舗限定で、お店で焼き上げたものが売られているみたいなんです。ミスドの食べ放題みたいに、流行るんじゃないかな~と。来てほしいなと思っています!
近藤さん 世界一面白いお菓子屋さんを目指すキャンディショップ「PAPABUBBLE」が気になっています。グミが入ってたり、冷やして食べたり、、見た目も可愛いんです!
あとは、銀座でやってるスタバの食べ放題に行きたいです!!!!予約制なので頑張って予約します!
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ただ流行を探すのではなく、それを人にわかりやすく伝える必要もあるこの活動。「伝える」という意識を持って情報を集めて、取材して、言葉を選ぶこと。この活動やトレンド情報を集めるためにとても大切だと私自身も勉強になりました。
慣れないこともある中で、お二方ともそれぞれ試行錯誤して取り組んでいる姿が印象的でした!
近藤さん、石田さん、素敵なお話をありがとうございました!
この記事を見ているあなたは、学窓ラボの活動に少しでも興味を持ってくださっているのではないでしょうか。
応募しないと始まらない!一緒に活動できることを楽しみにしています。