バイク保険の保険料が変わる走行距離の目安ってどのくらい?

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バイクの利用頻度によって変わってくるのが走行距離です。仕事で頻繁に乗る人と趣味で休日のみ乗る人ではバイクを走らせる距離が変わってきます。ここでは、バイクの走行距離と保険料の関係、どういう使い方でどのくらいの距離になるのか目安を紹介します。

走行距離が短いほど保険料は安くなる

バイクの保険料を決める際、一つの目安となるのが走行距離です。
保険料は走行距離が長ければ長いほど高くなります。その理由は走行距離が長いほど、運転時間が長くなる分、事故のリスクが高くなるという考え方があるからです。

反対に走行距離が短い人というのは、長い人と比べても自動車を運転する時間は少なくなります。そのため事故が起きるリスクは低いと考えられ、保険料も安くなるのです。

走行距離の測り方は、バイクのスピードメーター付近にある「オドメーター(積算走行距離計)」を基準に確認できます。オドメーターとは、車両完成時から現在に至るまでの走行距離を測るものです。オドメーターはリセットすることができないため、バイクを走らせた分だけメーターは起動し続けます。

走行距離の区分と目安

ここではバイクの利用基準と走行距離の大まかな目安を覚えておきましょう。

3000km以下の場合

まず保険区分が変わる一つの基準となるのが、3000km以下です。

この場合はあまり日常的にバイクを使用している人ではありません。通勤や通学でも週5日利用した場合、1年間の往復で10km以下程度の走行なので、比較的近距離での利用となります。この程度の走行距離であれば、比較的保険料は安価になります。

5000km以下の場合

次の基準となるのが5000km以下です。日常的な買い物で利用する場合や、往復15~20kmの通勤・通学で利用する人の走行距離です。
通勤や通学において、多くの人が該当するのは15000km以下と言われています。往復で30km通勤し、休日をレジャーなどで遠距離を走っている人が相当する距離です。
それ以上の走行距離になった場合は、毎日頻繁に長距離運転をしている人と考えられます。バイクで移動をする仕事に就いている人などは、この区分に該当することとなるでしょう。

走行距離を申告する際の注意点

走行距離はオドメーターでの計測距離を参考にして申告します。注意すべきは、保険会社に申告するのは年間走行距離であることです。そのため、前年度の年間走行距離を覚えていなければ、翌年の申告が難しくなります。

走行距離がわからない場合は、車検証にも記載されているので、その数値を参照にしましょう。走行距離の差を車検の期間で割ることで大まかな走行距離を申告することが可能です。
オドメーターの数値はリセットできないため、走行距離をごまかすことはできません。もしも契約していた年間走行距離と実際の走行距離がかけ離れていた場合は、いったん保険会社に相談し、手続きの変更などを検討しましょう。

まとめ

バイク保険は自動車と同様に、走行距離によって契約内容が変わります。自分のバイクの使い方を吟味して、どれくらいの距離を走るのかを予測しながら、補償プランを検討していきましょう。

(学生の窓口編集部)


監修協力:鈴木幸子

2010年よりFP活動を始め、子育てファミリーの家計相談、住宅購入相談を実施。フジテレビ「Live News it!」でコメンテーターを務めるなど、地元金融機関、住宅メーカーでの講演実績を持つ。保有資格AFP・証券外務員2種・相続診断士。

https://www.gyl-h.com/

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