「好きなことをやる、飽きたら辞める、人と比べない。」――令和の17歳ラッパー・さなりが描く未来 #セルフライナーノーツ
ふと将来について考えたとき、「やりたいけど、諦めよう」「自分には向いていない」「より安全な道を行こう」と消極的になってしまうのは、多くの人が経験することではないでしょうか。
小学生のころから積極的に創作活動を行い、17歳という若さで作詞作曲を自ら手掛けている気鋭のラップアーティスト・さなりさん。
アグレッシブに突き進んできた一方で、いつも自然体な印象があるさなりさんに、やりたいことがあっても踏み出す勇気がない方へのエールをもらってきました。
さなりさん流の「夢」や「やりたいこと」への向き合い方とは?
INDEX
1. 新曲「Nights (feat.ØZI & eill)」とツアーでの新たな挑戦
2. 「好きなことをやる」から、明確な目標ができた2020年
3. 好きなことをやり、飽きたらやめる。
4. さなりさんサイン入りチェキをプレゼント!
新曲「Nights (feat.ØZI & eill)」とツアーでの新たな挑戦
――今回の楽曲「Nights (feat.ØZI & eill)」を作るにあたって、新たにチャレンジしたことはありますか?
さなり:やっぱりフィーチャリング曲に挑戦したことですかね。フィーチャリング自体は、堂村璃羽さんとしたことがあったんですけど、YouTubeにしか上がっていない曲(「BLUE」)なので、しっかりスタジオで収録するのは初めての経験でした。
しかも、フィーチャリング相手のØZI(オージー)くんは、台湾のラッパー。海外のアーティストの方とコンタクトを取ることも初めてだったので新鮮なことだらけでしたね。
――ØZIさんとeill(エイル)さん、それぞれにどのような印象を持ちましたか?
さなり:ØZIくんは事務所の方から紹介してもらうまで知らなかったんですけど、曲を聞いたらめっちゃかっこいいし、ラップはうまいし、すぐに虜になりました!
eillちゃんは一方的に昔からファンでずっと聞いていたので、自分から「コラボしたいな」と言って実現したのでうれしかったですね。
――実際フィーチャリングしてみて、どうでしたか?
さなり:曲のテーマを伝えただけで、2人が想像を超える歌詞を書いてきたので、曲に乗せたらどんなふうになるんだろうってレコーディング前から楽しみでした。
あとは、普段から好きなアーティストであるeillちゃんのレコーディングを見れたのは、すごく貴重な経験でしたね。「あ、この人座りながらレコーディングするんや……。それもいいかもな……」って思いました。
――3月には主催イベント「さなり 2020 NEW JACK TOUR」も始まりますね。意気込みや見どころがあれば教えてください。
さなり:実は今、新しいことに挑戦して、いろんな見せ方をしようと仕込んでいるところなので、ぜひ楽しみにしてもらえればなと思います。
それに、さなりのライブ自体もめちゃくちゃよくなっていると思うので期待しててほしいです!
――直近でいうと4月に日比谷野外大音楽堂でもライブがあるんですよね!
さなり:そうなんですよ! 野外も初めてですし、過去最大のキャパですし……超ワクワクしてます!
夜に野外でライブっていうのが、個人的にすごく好きなので。まずは3月のツアーを成功させて、パワーアップした状態で臨みたいです。
「好きなことをやる」から、明確な目標ができた2020年
――曲中に「夢半ばでは終わらない」というリリックがありますが、今さなりさんが叶えたい夢はなんですか?
さなり:10代のうちに武道館に立つということですね。
正直、今まで目の前のことをやっていただけだったので、全く目標がなかったんです。でも、初めて“武道館”という大きな目標ができてからは、やる気とかモチベーションもかなり上がってます。
――今まで目標がなかったというのが、ちょっと意外でした。目標がないときは、なにをモチベーションに曲作りをしていたのでしょう?
さなり:本当に楽しくて、好きだからやってただけですね。小学生のときにYouTubeを始めたときも、そして今も、単純にゲームする感覚なんです。
そんなに深く考えず「やりたい! やってみよう!」って。音楽を始めたのもそうです。
――音楽との出会いはなんだったんですか?
さなり:中1のときにフリースタイルラップが流行っていて、それをみた先輩や友達と見よう見まねで遊んでみたんです。野球ベンチに座ってるときや、自転車に乗ってるときに「フリースタイルラップしようぜ」って(笑)。
それがすごく楽しくて、どんどん歌詞を書くようになって、そこから「曲も作れたらいいよな」って曲作りをして……。
その後で、僕が徳島県から兵庫県に引っ越したのをきっかけに、フリースタイルラップで遊べる友達と離れちゃったから、曲作りや動画投稿を一人でもくもくとするようになったんですよね。
――そうなんですね。2019年は音楽活動以外にもチャレンジされていましたが、2020年はどんなことにチャレンジしたいですか?
さなり:今年は“武道館”という目標ができたので、音楽に集中しようかなと思っています。
今までは「なんでもやってみよう」精神だったんですけど、今はとにかくいいと思う曲を作っていきたいという欲が強くて。
そのために、いろんなアーティストの方のライブも見に行ったり、もっといろんな曲を聞きまくったりして、自分の中の引き出しを増やしていきたいです。
好きなことをやり、飽きたらやめる。そのサイクルを早くすることが”夢”につながる
――お話をお伺いしていて、何事にもアグレッシブにチャレンジしている印象を受けたのですが、その原動力はどこにあるんですか?
さなり:うーん……正直なところチャレンジしているって感覚はないんですよ。新しいことをやるのが好きなので、「かっこいい!」と思ったら、なんでもすぐに行動に移しちゃうだけなんです。
――読者の方の中には「やりたいこと」や「夢」はあるけど、一歩踏み出す勇気がないという人もいます。例えば「周りと比べて、自分は向いていない」と思って諦めてしまうとか……。
そんな人たちにアドバイスをするならなんと言いますか?
さなり:なるほど。僕、今まで人と比べたことがないんです。音楽も基本的に一人で作っているので……。だから「向いてない」とか考えないのかもしれません。でも、人と一緒にいたら比べちゃうんでしょうね……。
難しいな……。1つ言えるとすれば、自分のやりたいことこそ、好きなようにやったらいいと思います。
好きって思うことをやる、飽きたらやめる、そのサイクルを早くして、「失敗したらどうしよう」とか余計なことを考えないのがいいのかもしれません。
もし間違ってしまったり、失敗したりしても、自分が思ってるほど周りは自分のことを気にしてないでしょうから。大丈夫ですよ。応援してます!
文:於ありさ
写真:佐藤友昭
編集:学生の窓口編集部
Nights(feat.ØZI & eill)2/28(金)0:00配信開始!
台湾のラッパーØZIとシンガーソングライターeillという次世代を担う2組のアーティストとのfeaturing楽曲。
トラックのプロデュースは向井太一の楽曲などを手掛けるCELSIOR COUPEが担当し、「夜」をテーマに、三者三様の夜を歌い上げた一曲に仕上がっています。
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