賃貸物件の探し方&内見のポイント13選 失敗しない部屋探しのコツは?
引っ越しをする際、一般的には賃貸物件を探して住むことになります。いざ賃貸物件を探すといっても、どうやって探せばいい物件が見つかるのでしょうか。今回は「いい賃貸物件の探し方」についてご紹介します。
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賃貸物件の探し方の基準
進学や就職、転職などで転居することになったら、まず転居先の物件を探さなければなりません。物件探しは、インターネットで検索したり、実際に不動産屋を訪ねて相談するのが一般的です。物件探しには、自分がどんな物件を求めているのかがはっきりしていないといけません。重視するべきなのは以下のような点です。
物件がどこにあるのか
物件を探す際、指針となるポイントの一つは「物件がどこにあるのか」です。どんな場所に住みたいのかをイメージして物件を探しましょう。
学校や勤務先の近くに住みたい
学校や勤務先に通いやすいかどうかは、物件探しをする際に気になるポイントです。学校、勤務先に近ければ、通学・通勤の時間が短く、楽になります。ただし、近所だから遊びに行きたい、泊まりたいなど、友人や同僚などの訪問の機会が増える可能性があります。
また、学校や勤務先の近くではなくても、アクセスしやすい場所で探すという考えもあります。なるべく電車やバスの乗り換えが少なく済むように、同じ路線の沿線で探すなど工夫してみましょう。
学校や勤務先から離れた場所に住みたい
上記の場合とは逆に、通学・通勤に時間がかかるというデメリットが発生します。しかし、離れると家賃が安く済む場合もあります。また、学校や勤務先から離れるため、家の近所で友人知人に遭遇する可能性が下がります。プライベートを大切にしたいと考える人は、このような探し方をすることもあります。
特定の場所に住みたい
お台場エリアなどのレジャースポットの近く、あるいは恵比寿や中目黒のような「住みたい町」で選ばれるような町に住んでみたいというニーズもあるでしょう。この場合は、そのエリアに住むことで得られる満足感が最大のメリットです。また、レジャースポットの近くに住めば、そこに遊びに行くのにはとても便利になります。
ただし、このような基準で物件を選ぶと、学校や職場へのアクセスが不便になることがあります。また、「最寄り駅は〇〇」とうたっていながら実際はその駅までかなり遠いこともあります。物件の住所の他、学校・職場へのルートを確認しておきましょう。
家賃が安いこと
家賃が安いかどうかも、物件探しで重要な点です。家賃の安さを基準に選ぶなら、以下のような条件で物件を探しましょう。
都市部から遠い、あるいはアクセスが不便
都市部の近くやアクセスの便利な地域は、家賃も高くなる傾向があります。電車を乗り継がないと都市部に出られないような地域や、都市部から川を越えていくような地域で物件を探してみましょう。
また、最寄り駅まで遠い場所も家賃は安くなりがちです。最寄り駅まで、自転車や徒歩で移動するのが苦でないなら、あえて駅から遠い物件を探すのもいいでしょう。
いわゆる「下町」など
東京での物件探しでは「西高東低」といって、都心部の西にあたる新宿区、中野区、目黒区、世田谷区などは賃貸料が高く、東側の江戸川区、足立区、荒川区などは安いという傾向があります。東京以外でも、全体的に安いとされるエリアを優先的にチェックしましょう。
最寄り駅をずらす
学校や職場の近く、あるいはアクセスのいいエリアの物件が高くても、隣の駅には少し家賃が安い物件があったりします。特急や快速が止まらない通過駅の近くなどは狙い目です。
古い住宅地の物件
昔からある、古い住宅地には、築30-40年以上という古い物件が残っていることがあります。古い物件では快適な暮らしができるとは言い難く、また防災面でも不安がありますが、家賃が安いことが最優先事項なら、このような条件で探すのもいいでしょう。古い木造のアパートであれば、一般的な相場よりも安い物件が見つかるかもしれません。