【サークル体験談】現地で体験! タンザニアの幼稚園ボランティアレポート【学生記者】
みなさんこんにちは!ASANTE PROJECTです。
ASANTE PROJECTは、アフリカの子どもたちに学びの場を届けるために集まった学生団体です。
今回は、当団体の活動の中で最も力を入れている「タンザニア渡航活動」にて、先日私が実際に現地に行った際の活動内容を元にご紹介していきます。
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タンザニアでの活動って?
現地で行う活動は、主に下記の2つがあります。
1.幼稚園視察
2.授業ボランティア
今回はこの2つについて、写真と共に紹介していきます。
1.幼稚園視察
(1)各支援校の視察
各支援校の視察は、現状把握・ニーズ調査のために行います。鉛筆・消しゴムなど、物資の過不足状況を確認したり、前回の渡航から変化した点などを確認したりします。喜ばしいことに、学校環境が整ってきて、当団体の支援がこれ以上いらないと判断した学校へは支援を止めることもあります。
(2)その他の幼稚園への視察
新規支援校の調査です。学習環境や授業の様子を見学し、支援が必要だと思われる幼稚園を探します。他の幼稚園のレベルを見ることは、今後の支援活動の参考にもなるため、幼稚園への視察はとても重要な活動だと考えています。
2.授業ボランティア
授業ボランティアをする日の一日のスゲジュールは次のようになっています。
7:00起床
9:00~ 支援校に到着、授業ボランティア開始(各校の授業開始時刻は8:00ごろ)
10:30~12:00 朝食兼昼食・休み時間
12:00~13:00 午後の授業
移動には、「ダラダラ」という乗り合いバスを使って、幼稚園まで行きます。
授業ボランティアについて
9時ごろからは、授業ボランティアが開始します。授業ボランティアの際には、先生の授業の補助だけでなく、事前の調査に基づいて作成した当団体のオリジナルテキスト(ASANTE TEXT)を用いた授業も行います。
低学年・高学年2つのクラスがある幼稚園が多く、低学年ではスワヒリ語の授業、アルファベットの書き練習が基本的に行われ、授業では歌やダンスが中心的に取り入れられています。一方、高学年クラスでは、アルファベット練習に加え、基本的な英語の例文や簡単な算数など、少しレベルアップした授業が行われています。
日常的に使用する英単語の練習や、算数、塗り絵など、現地の幼稚園の授業だけではカバーできないコンテンツや、子どもたちに「勉強が楽しい!」と思ってもらえるようなコンテンツを含んだテキストを作っています。
現地の昼食はどんな?
ボランティアに来ている私達のお昼ご飯は、帰宅後にファミリーの家で食べるのが基本ですが、たまに幼稚園で生徒の給食と同じものをいただくこともあります。年間を通して気温の高いタンザニアの食文化は、もちろん日本とはかなり異なります。
メニューは、ポリッジ(キャッサバ粉で作ったおかゆ状の飲み物)やチャイ、ご飯、ウガリ(同じくキャッサバ粉をお湯で練り上げた東アフリカの料理)などです。子どもたちの給食をみて、こんなに違うのか! と驚くメンバーも少なくありません。
昼食後は、次の日の授業に向けての準備やミーティングなどを行います。体力に余裕があるときは、ホストファミリーに市場やショッピングモールへ連れて行ってもらうことも! 13時まで授業ボランティアを行ったら、帰宅となります。
まとめ
いかがでしたか? 私たちの現地での活動の様子が少しでも伝わるとうれしいです。気になった方は、ASANTE PROJECTのメンバーになってみませんか?
文:ASANTE PROJECT