【おもしろ授業体験談】企業相手にプレゼン?! 「Wake up! プロジェクト」とは【学生記者】
こんにちは、横浜国立大学のアサタです。早いものでテストやレポートが終わり、大学生は待ちに待った春休みですね。この長期休暇が終わると、また新しい履修登録が始まります。すでに4月以降にどの授業をとろうか考えている人もいるでしょう。そんな大学の授業は学校によっておもしろい講義がたくさありますよね。そこで今回は僕が体験したおもしろ講義を紹介します。
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■基本情報
大学名・学部・学科:横浜国立大学・経営学部・経営学科
受けたときの学年:1年春学期
授業のタイトル(授業名):Wake up! プロジェクト
タイトルからはどんな授業になるのか想像がつかないと思います。「主体性の構築」という言葉を掲げるこの授業がどんなことをするのか、みなさんに紹介しようと思います!
■授業の概要
まず、この授業は6人程度のチームで行うグループワークです。
教授によりグループ分けをされた後、企業の方から自身の企業の概要の説明と、現状の問題を提示されそれぞれのグループがその課題解決となる事業の提案を目指し動きます。
授業は、作戦会議→1次提案→作戦会議→最終提案→反省
というサイクルで進み、優れた提案をしたチームは実際の企業に足を運び、社員を相手にプレゼンを行う機会をもらいます!
この講義は俗にいう一般教養の授業のため、さまざまな学部の人がいりまじったグループになり、不安もありましたが、他の学部の人と絡む機会は少なかったので、いい体験ができました!
■授業のおもしろポイント
まず、自分の大学ではめずらしい講義形式の授業ではない、グループワークメインの授業である点です。さらに、そのグループのメンバーは多くの学部にまたがるので、自分以外の学部の実情を聞けるという点もよかったです。
一番のポイントは事業提案までの過程で得られるさまざまな経験です。この授業は教授から教えられる情報がとても少なく、企業の方の説明をもとに、自分たちで考え、行動していきます。
始めは何をしたらよいのかもわからず、とても大変で、さらにグループワークのため、チームでの協力が必要になります。もちろんここにもメンバー同士の衝突など、さまざまな困難があります。
しかし、そのような困難を乗り越えていく経験に大きな意味があったと振り返ります。
問題解決に向けて
・テーマとなるものの情報を収集する能力
・話し合いの中でメンバーの意見をまとめる能力
・プレゼンの際にわかりやすく伝える能力
など、さまざまな能力を養えたと思います。
さらに、さまざまな困難を乗り越えた分、チームのメンバーとは親密な友達になれましたし、他の授業では得られないような達成感を得ることができました。
また自分たちのチームの提案にはもちろん企業からの批評を受けることができます。
実際の社会人から、厳しい目線で評価をされるというのも、あまり経験できないことで、いい経験ができたと思います。
■試験・レポートなどについて
毎回の授業後に、一週間のチームの反省を提出し、最終授業後に2000字のレポートを書きます。
■まとめ
大学生活のスタートでこの授業を受けることができた僕は幸運だったと思います! 授業を受けるきっかけは、シラバスを読んだときの、おもしろそうな授業があるなぁという印象からくる、好奇心だったので、みなさんにも一度シラバスをしっかり読むことをおすすめします!
文・アサタ
obento(おべんとー):
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