【KONAMIの先輩社員】株式会社コナミデジタルエンタテインメント
プロフィール:
明治学院大学卒業。大学在学時は芸術メディアを専攻し、映画・映像、舞台芸術、メディア、絵画を学ぶ一方で、芸能事務所に所属し役者としても活動する。卒業後の2015年入社。
今回取材する先輩社員は、KONAMIで2016年1月からプロモーション企画部に配属。2017年12月現在では『スーパーボンバーマン R』、『METAL GEAR SURVIVE』といった看板タイトルのプロモーション、『実況パワフルプロ野球』の広報番組「パワプロTV」ではMCとして活躍中です。そんな彼女の社会人生活、そして学生時代とは。
今のお仕事はどんな内容?
家庭用ゲームソフトのプロモーションです。現在は『スーパーボンバーマン R』、『METAL GEAR SURVIVE』といったタイトルを担当しつつ、『実況パワフルプロ野球』の広報番組「パワプロTV」でMCもしています。
具体的な仕事内容は、例えば『スーパーボンバーマン R』の場合、「Nintendo Switch」のローンチタイトルとして発表されたので、発売前のハードとソフトを持参して「ニコニコ生放送」や出版社に回って実演して番組で取り上げてもらったり、メディアでの紹介をお願いしたりしていました。また、「次世代ワールドホビーフェア」や「ニコニコ超会議」といったイベントにも出展してユーザーのみなさんにPRしたり、ボンバーマンの着ぐるみと一緒に採石場まで行って爆破を行って、プロモーション用映像を撮ったりもしていました(笑)。
いろいろな場所に出向いて、なるべく多くの人に知ってもらうように企画し、実践する仕事ですね。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
『スーパーボンバーマン R』は私が初めてプロモーションの企画の立ち上げから発売まで携わったタイトルで、自分の子どものような作品です。その発売日には新宿の家電量販店を5店舗くらい回って、「並んでるなぁ」と眺められるのがとてもうれしかったです。
つらかったことは……、基本的に自分がめちゃくちゃプラス志向なのもあるけど、何やっても楽しいんですよね。えーと……、あ、ひとつだけありました! 『スーパーボンバーマン R』をPRするWEB番組を作ったときに、自分も出演してタイトルの宣伝をするのですが、「普通に真面目に説明するだけじゃありきたりだな、変えてみよう!」と思って、アグレッシブに挑んだ結果、大失敗したことがありました。ゲストを招いて一緒にゲームをプレーしたんですけど、本気でプレーしてゲストに完膚なきまでに勝ってしまったんです。宣伝という立場を忘れて自分勝手にプレーしてしまって、うまく商品の魅力を伝えられなかったことが悔しくて、大泣きしながら帰ったことを覚えています。
もともとゲーム好きなので本気出してやっちゃう部分があるんですけど、その一件以来、自分がなんのためにいるのか、一人でも多くの方に「このゲームが面白そう、やりたい」と思っていただかなくてはいけないと、自覚するようになりました。
今の会社を選んだ理由は?
ゲームが好きでゲーム会社で働きたくて、大手のゲーム会社を片っ端から受けました。そのなかでもKONAMIに決めたのは、ゲームが好きなこともあったんですけど、人事が決め手でしたね。全部で50社くらい受けていて、いろいろな面接を受けてきたんですけど、KONAMIは人事の対応がダントツでよくて、そこから「人がいい会社なんだな」って印象を受けたからなんです。
内定後も定期的に電話をくれて、「実はほかの会社も受けていて、そこでも最終選考に残っているので、しっかりと受けてから考えたいので、少し待ってください」とお願いしたら、ちゃんと待っていてくれましたし、そのほかでもいろいろと連絡を取っているうちに「自分の会社」と思うようになったんです。
もともとゲームファンだったので、入社前はゲーム会社に入ったら「好きなだけゲームができる!」と思っていました。学生時代は土日ずっとゲームしかしていないとそんな自分に絶望することもありましたが、今は「これは仕事だから」と言い訳できるようになりましたね(笑)。