おすすめのアクション映画20選 大学生のうちに観ておきたい名作は? 2ページ目
おすすめアクション映画6.『ダーティハリー』(1971年)
ハリウッドの西部劇が下火になっていった時期に公開されたのが、クリント・イーストウッド主演の『ダーティハリー』です。サンフランシスコの刑事ハリー・キャラハンが凶悪犯と戦う今シリーズは『ダーティハリー5』まで製作されました。西部劇における馬を、車に置き換えたような言わば「現代版西部劇」の今作は、公開当時も継続していたベトナム戦争の影響も強く出た作品になっています。
おすすめアクション映画7.『レオン』(1994年)
フランス人監督リュック・ベッソンがハリウッドで撮った初めての作品。ニューヨークの殺し屋レオンと彼から殺し屋としての技術を学んでいく少女マチルダとの交流を描アクション映画です。主演のジャン・レノと、公開当時13歳だったナタリー・ポートマンがブレイクするきっかけにもなった今作は、今もなお根強いファンが多く、監督が自ら未公開シーンを追加した「完全版」も製作されました。
おすすめアクション映画8.『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)
世界一有名なスパイ映画シリーズである、『007』シリーズの入り口としてオススメしたい作品が『007 カジノ・ロワイヤル』です。今シリーズは主役であるイギリスのスパイ「007」ことジェームズ・ボンドを演じる俳優が時代ごとに変わるのですが、現行の主演であるダニエル・クレイグの一作目である今作は、シリーズ初見の人でも楽しめ、なおかつカッコいいジェームズ・ボンドを堪能できることでしょう。
おすすめアクション映画9.『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015年)
「スパイ映画」として忘れてはいけないのが『ミッショ:インポッシブル』シリーズ。今シリーズは新作の度に映画のクオリティが上がっていく傾向にあり、特にクリストファー・マッカリーが監督を務めたシリーズ五作目の今作は、主演のトム・クルーズの体を張ったアクションが極限まで達した傑作になっています。映画冒頭の、トム・クルーズが飛行機の外に張り付いているシーンは、なんとスタント無しで撮影しています!
おすすめアクション映画10.『ダイ・ハード』(1988年)
対照的にシリーズの一作目が大傑作だったのがブルース・ウィリスの言わずと知れた出世作『ダイ・ハード』です。これまでのハリウッド娯楽作品にみられたド派手で少し馬鹿っぽい雰囲気のアクション映画とは一線を画し、緻密に練った脚本によって、どこにでもいそうな主人公の中年刑事ジョン・マクレーンがニューヨークを脅かす事件に巻き込まれながら、次第にヒーローになっていく様子を描いています。