【留学体験談】オーストラリア特有の文化でトラブル!? シドニー短期留学体験記【学生記者】 2ページ目
ホームステイ先の家庭と何度かケンカしました(笑)。オーストラリアは水を本当に大切に使う国で、生活用水は最低限に抑えており節水意識が高いのです。ホームステイ先では、ルールとしてシャワーは5分(!)しか使ってはいけないという決まりがありました。当時の私は全くその背景やルールを知らず、日本にいるときのように気ままにシャワーを浴びてしまい、ホストマザーがひどくお怒りになりました……。
5分でシャワーを終わらせることがなかなか難しく、何度も長風呂をしては怒られ、しまいには「私をバカにしているの?」と言われる始末。5分はさすがに無理だ、とケンカ腰で反論したことは今でもいい思い出です。オーストラリアでのホームステイを検討している方は、水の使い方には本当に気をつけてくださいね。
■留学先での体験談
シドニー大学の学生ガイドに、街中の観光に連れて行ってもらえたことです。定番の場所から、現地のガイドブックには載らないような飲食店までさまざまなところをまんべんなく案内してもらえました。
■留学に行って学んだこと
さまざまな国籍の人が話す英語を自分の耳で聞き、話す環境にいることは生きた英語を学べるこの上ない機会でした。シドニーには意外にも中国系の人がたくさん住んでいます。これは英会話教室・オンライン英会話で英語を学んでもできない経験ですよね。「使える」英語力を身につけるには、英語圏に行くのが一番です!
■帰国後の語学力について
留学前は700点台だったTOEICですが、帰国後には特に対策せずとも800点を超えることができました。やはり、リスニング力が鍛えられたことが大きな要因だと考えています。また、この留学から半年後にフィリピンで2ヶ月ほど暮らしていたときにはリスニングに苦労することなく生活できたため、留学の効果は大きかったように思います。
■まとめ
英語力向上を狙う方、将来は海外でも仕事したいと考えている方はぜひ日本を飛び出してさまざまな人が話す英語に触れてみましょう。私は結構費用がかさんだ留学になってしまいましたが、奨学金制度を利用すれば半額ほどの負担で留学の実現も可能です。それでも決して安くはないですが、行って無駄になることはない「自己投資」です。将来の活躍の場が広がると思えば、挑戦しがいもあるのではないでしょうか。
文・みゆ