【ゼビオの先輩社員】ゼビオコーポレート株式会社 グループ人事企画室:佐々木淳さん
プロフィール:佐々木 淳(ささき じゅん)
日本大学国際関係学部卒業。2005年にゼビオ株式会社に入社し、2017年現在入社13年目。10年間の店舗勤務において、店長としても長く活躍した後、現職に。現在は、人事として学生のみなさんと会う毎日。
企業において、その将来を支える人材を採用・育成する重要な役割を担うのが人事という仕事です。今回は、全国にスポーツ専門店を展開するゼビオグループで、新卒採用業務に携わる佐々木淳さんにお話を伺いました。人事担当者って学生の何を見ているの? 現在採用を担当している佐々木さんはどんな学生時代を過ごしていたの? 将来のためのヒントをたくさんもらいましょう。
▼ゼビオの先輩社員をもっと見る!
ゼビオの先輩社員一覧
今のお仕事はどんな内容?
大学生から専門学校生、高校生までを含めた新卒採用業務に携わっています。人事部は2年目で、それまでは小売の現場が長く10年ほど店舗に勤務し、約6年間店長として働いていました。今は学生のみなさんに接する機会が多く、社のイメージがダイレクトに伝わる「顔」となる部署ですので、ゼビオのいい面を前面に打ち出せるように心がけています。
もちろん、仕事には楽しい面だけでなく厳しい面もあります。そこで、学生のみなさんにとってよりよい企業選びができるよう、私も日々学生のみなさんと真剣に向き合って話をするように心がけています。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
将来のゼビオを担う社員を採用しているので、やはり私が採用した社員が次第に会社のさまざまなポジションで活躍してくれるのがやりがいです。今年の4月に新入社員が晴れ晴れと入社してくれたときは、やっとみんなと一緒にスタートラインに立てた気がして感動しました。その後も、「○○店の新入社員、活躍しているよ」などと噂を聞くたびに、採用に携われてよかったなと思いますね。
仕事で一番つらかったことは、入社1年目のこと。私は「自分はできるんじゃないか」と勘違いしていたタイプだったのですが(笑)、毎年末に行う翌年の新入社員の教育担当を決める会議で、周りから「淳は絶対にないよね!」と口々に言われて、とてもショックを受けたことがありました。自分ではそれなりに頑張っていたつもりでしたが、実際の評価に鼻をへし折られたのです。
そのとき、「学生の延長線のスタイルでは、社会では受け入れてもらえないんだ」と痛感し、初めて自分を根本的に変えようと決心しました。自分中心だった考え方から、一緒に働いていただく方に満足してもらえるように、その方が期待する以上のものを一つひとつ返せるように努力しました。そのように視点を変えて取り組むようになってから、少しずつ周りからも「変わったね」と言ってもらえるようになり、「社会では自分から変わらなければいけないんだ」と知るいい経験になりました。
今の会社を選んだ理由は?
小学生の頃からサッカーを続けてきたことで、チームプレイの大切さや礼儀などスポーツから学んだことが多く、そうした経験を一人でも多くの方に届ける仕事がしたいと思ったからです。また、選考の過程で、人に熱くてチームを大切にするゼビオの雰囲気がとても居心地がよかったんですよね。「この会社だったら楽しく仕事ができそうだ」と感じました。説明会で、社員のみなさんが真摯に仕事に取り組む姿勢を感じられたことも大きかったですね。20代でいかに成長できるかにこだわっていたので、若くても成長できるチャンスと環境があったのが決め手となりました。