【ゼビオの先輩社員】ゼビオコーポレート株式会社 グループ人事企画室:佐々木淳さん 2ページ目

編集部:いとり

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学生時代編小さなことでも、とことん突き詰めて成し遂げよう

佐々木さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?

サッカーサークルの2代目キャプテンとしての活動に明け暮れていました。一つ上の代は同じ高校出身者などの近しいメンバーが多く、私の代でいったん活動のベースがゼロになり、そこからいろいろな人たちに声をかけて少しずつ大きくしていきました。グラウンドの費用に始まり、用具や合宿などの資金も不足する中でいかに運営すべきか。また、異なる価値観を持つメンバーたちをいかに一つのチームとしてまとめるのか。そうした問題と向き合う中で、人とお金の両軸が回らないとチームは強くならず、運営もうまくいかないとを学び、資金繰りの必要性を通して経営的な思考にも興味を持ちました。

仕事で役立っている大学時代の経験は?

社会人になったら多くの仕事は味わえないと思い、いろいろなアルバイトも体験しました。コンビニやスポーツ用品店のほか、工場で働いたりイベントを運営したり、飲食業もやりましたね。実際に「中の人」となって現場で働いた経験は、今人事という立場でさまざまな業界を見渡す際にとても役立っています。

就活前にやっておいたほうがいいことは?

佐々木さんインタビュー中風景2

日々面接をしていると、同じような学生にたくさん出会います。「キャプテンをやっていました」という学生も多いです(笑)。だから、一つでもいいので自分だけが突き詰めた強みを持っていると、インパクトがあっておもしろいと思えます。それなりの経験ではなく、とことん突き詰めてやりきったようなバイタリティーのある経験がベストですね。そうした経験は就活を始めてからできるものではないので、大学1年の頃から大学生活の中でやり切る目標を持つといいと思います。充実した毎日が送れると、就活だけではなく、将来の自分のためになるのではないでしょうか。

誰にも自分ができることや興味を持つことがあると思うので、4年間で成し遂げる目標を、いったん立ち止まって設定することをおすすめします。目標は大きいに越したことはないですが、小さな目標でもしっかり設定していれば、それに向かって努力を積み重ねてください。結果オーライではなくプロセスが大切で、自分で組み立てて成し遂げた成果だと、私も話を聞いていてワクワクします。小さなことを成し遂げられる人は、いずれ大きなことも成し遂げられるのではないでしょうか。

笑顔がさわやかな、面倒見のいい「お兄さん」という印象の佐々木さんですが、話を伺っていると、さまざまな挫折を体験し、それを乗り越えてきたからこそ今の笑顔があるのだと感じさせられました。「社会では自らの力で変わっていくことが必要」というメッセージは、大学生活にも通じるアドバイスではないでしょうか。

DATA

趣味: サッカー、スポーツ観戦、旅行
特技:サッカー
就活で受けた企業数: 30社
志望していた業界:旅行業界、スポーツ業界
今の会社の魅力:若いうちからチャレンジできる、チームワークがいい

文:辻本圭介
写真:ブリッジ
取材協力:ゼビオ株式会社

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