学生ベンチャーが続々誕生! 起業家教育をしている大学5選
大学生のうちに会社を作りたい! と思ったことはありませんか? 起業といえば、社会に出てから挑戦することが多いですが、最近では学生起業家も出てくるようになりましたよね。実は大学でも起業を学べる講座やカリキュラムを設置したり、オフィスや補助金を提供したり、学生の起業支援を積極的に行っているところがあるんです。有名どころでは、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学などがありますが、今回はさらに広げて、すでに学生ベンチャーを生んでいるなど、起業家教育が充実している大学を紹介します。
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■小樽商科大学
今年6月、小樽商科大学から、「市原ゼミ」の3年生が主導した学生ベンチャー「株式会社AiLLis」が起業しました。主な事業は会計コンサルティングです。このようなゼミ生による起業はAiLLisで4社目。同大のゼミは「実践的な学習」をテーマに掲げ、企業訪問から商品企画、製品の輸入などを通し、講義だけでは得られない経験を積むことができます。AiLLisは今後、ニューヨーク証券取引所への上場を目指し、道内起業20社以上からなる勉強会「株式上場アカデミー」に参加するなど、活躍の場をさらに広げ、注目されています。
■日本経済大学
最先端の情報が集まる東京・渋谷。そんな立地に恵まれた日本経済大学には、在学中でもビジネスを立ち上げられる環境が整っています。一番の特長は、キャンパスの一角にある起業家養成施設「ハッチェリー」。起業を目指す学生は、審査をクリアすれば、ここで通信環境が整ったオフィスを無料で利用し、活動を始めることができます。このハッチェリーからは、ポータルサイト「@コスメ」を運営する株式会社アイスタイルや、ミドリムシを使った食品を手掛ける株式会社ユーグレナなど16の企業が誕生しています。
■龍谷大学
龍谷大学も「学生ベンチャー育成事業」に力を入れている大学のひとつ。基本講座では、教員やゲストに迎えた企業経営者から起業の知識を学び、ワークショップやグループワークで実践力を磨いていきます。この成果を持ち寄って、年に一度の「ビジネスプランコンテスト」に挑戦。行政・金融関係者、プランに興味がある一般参加者を前に、事業アイデアをアピールします。学内では、学生からの起業相談を随時受け付けており、専門機関への橋渡しも行っています。