キャリアコンサルタントとは? 仕事内容やなり方を解説
「キャリアコンサルタント」とは就職希望者に適切なアドバイスを行い、キャリアの形成を促す、いわば就活のプロフェッショナルです。平成28年4月からは国家資格となりました。ミスマッチのない就職を行うための一助となるよう、厚生労働省の主導で始まった資格・職種なのです。今回は、キャリアコンサルタントとはどういう仕事なのか、またキャリアコンサルタントになるにはどうすればいいかについてご紹介します。
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■キャリアコンサルタントの仕事とは?
キャリアコンサルタントとは、その名もずばりキャリアコンサルティングを行う人です。また「『キャリアコンサルティング』とは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいう」と『職業能力開発促進法』の第2条第5項に規定されています。
キャリアコンサルタントは、就職を希望する人の能力を見極め、就活の仕方や就職先の選択など、就活に関わる適切な助言を行って、指導するのが仕事です。例えば、「その仕事に就くにはパソコンのスキルが要ります。ハロートレーニング(公的職業訓練)で基本無料でそのスキルを身に付けることができますよ」「この仕事の方があなたの個性を生かすことができますよ」といったアドバイスを行います。
新卒のみなさんだけではなく、転職活動でも多くの人が悩むものです。一歩引いて、就職希望者の能力や置かれた状況を客観的に見て、その人に適性のある仕事をすすめてくれる人がいれば助かりますよね。キャリアコンサルタントは就活生と転職者のコーチを務める仕事なのです。
⇒データ出典:職業能力開発促進法
http://law.e-gov.go.jp/htmldat...