ソーシャルワーカーとは? なるにはどうすればいい?
みなさんは「ソーシャルワーカー」とはどんな内容の仕事なのか知っていますか?近年テレビやネットでよく聞き、また目にする言葉ではありますが、どんな仕事なのか意外と知らない人も多いかもしれません。そこで今回は、「ソーシャルワーカー」とはなにか、なるにはどうすればいいか解説します。
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■ソーシャルワーカーとはどんな仕事?
まずソーシャルワーカーとはどんな仕事なのかについてです。『広辞苑 第六版』によると、
・社会福祉活動に従事する専門職の総称(P.1635より引用)
とあります。例えば「社会福祉士」や「精神保健福祉士」の資格を持って仕事を行う人はソーシャルワーカーに分類されます。社会福祉士は高齢者や肉体的なハンディがある人などから相談を受け、少しでも生活が良くなるようにアドバイスしたり、支援を行う仕事。
そして精神保健福祉士は、精神的な問題を抱えた人の支援を行う仕事です。この2つは「医療ソーシャルワーカー」とも呼ばれています。
他にも、学校や教育機関で生徒やその親のケアを行う「スクールソーシャルワーカー」として、上記資格を取得している人が活躍していたりもします。
社会福祉士と精神保健福祉士は、「名称独占資格」という「資格を持っていない者が名乗ると罰せられる資格」ですが、これらの資格を持っていなくても上記の業務に就くことは可能。つまり誰でも「ソーシャルワーカー」と名乗ることが可能なのです。しかしながら医療機関や福祉施設、また教育機関で働くには資格を取得していることが条件であることが多いため、もしこうした仕事に就きたい場合は資格の取得が望ましいといえます。