ソーシャルワーカーとは? なるにはどうすればいい? 3ページ目
合格後は社会福祉士、または精神保健福祉士として登録されます。主な働き先について、「公益財団法人社会福祉振興・試験センター」の調査では、社会福祉士は社会福祉法人に相談員として就労するケースが多く、精神保健福祉士は障害者福祉施設や医療関係への就労が多いとのこと。
他に収入面も気になるところです。同調査によると、社会福祉士の平均年収は377万円(男性439万円、女性339万円)、また精神保健福祉士の平均年収は347万円(男性403万円、女性321万円)となっています。社会の高齢化のため、今後一層の需要が見込まれる「社会福祉士」と「精神保健福祉士」ですが、男女平均だとサラリーマンの平均年収400万円を下回っているようです。
ソーシャルワーカーと呼ばれる社会福祉士と精神保健福祉士とはどんな仕事か、なるにはどうすればいいのかを解説しました。先に述べたように、福祉関係は今後大きな需要が求められる業界ですから、なりたいと思う人も多いのではないでしょうか。ただし、可能ならば収入面の改善があるとうれしいですね。
■引用元
公益財団法人社会福祉振興・試験センター「社会福祉士国家試験」
⇒http://www.sssc.or.jp/shakai/
公益財団法人社会福祉振興・試験センター「精神保健福祉士国家試験」
⇒http://www.sssc.or.jp/seishin/
公益財団法人社会福祉振興・試験センター「社会福祉士・介護福祉士就労状況調査結果の実施概要」
⇒http://www.sssc.or.jp/touroku/results/pdf/h27/results_sk_h27.pdf
公益財団法人社会福祉振興・試験センター「精神保健福祉士就労状況調査結果の実施概要」
⇒http://www.sssc.or.jp/touroku/results/pdf/h27/results_p_h27.pdf
(中田ボンベ@dcp)