刑事になるには? 実は地道で大変?! 仕事内容やなり方を知ろう 2ページ目
さて「刑事になるにはどうすればいいか」ですが、まずは警察官にならないといけません。
・警察官採用試験を受験し、合格する
・警察学校で学び、卒業する
という段取りをまず踏みます。この後はほとんどの場合、まず各地の交番勤務から警察官としてのキャリアをスタートさせます。
刑事になるには「刑事講習」を受けないといけませんが、この講習を受けるためには各署に推薦してもらわないといけません。この推薦を受けるというのが、まず難しいのです。
勤務での行動や検挙であるとか、捜査員として優秀な成績、光るものを見せると、推薦されやすくなります。また、本人が刑事志望であれば、普段から上長へアピールしておくことも大事だそうです。本人の業務遂行の状況、本人の志向がまず第一ですが、武道の成績なども判断材料とされることがあるそう。
推薦があると、書類審査と面接で講習を受けられるかが審査されます。かなり厳しい面接だそうで、やはり「刑事になりたい」という固い意志がないと合格できないとか。ここも突破して無事講習を受け、それが完了しても刑事になれるかどうかはわかりません。刑事課からの人員補充要請や空きがあれば、やっと刑事として配属されることになります。このように、刑事になるのはかなり難しく、狭き門なのです。
刑事になるにはどうすればいいかを解説しました。お話を伺った元刑事さんによると、「そんなかっこいいもんじゃないし、忙しいし、(死体を見るなど)気持ち悪いこともあるし」といったお話でしたが、それでも刑事になりたいという人は少なくないでしょう。もし刑事になりたいのであれば、まず警察官になり、そこで自分の優れた点を上長に認めてもらう必要があります。ぜひがんばってください!
(高橋モータース@dcp)