4年間で250単位以上取得した学生に学ぶ! 単位をたくさん取って学生生活を充実させるコツ【学生記者】
こんにちは! 横浜国立大学の山Dです。
▼山Dさんの書いた記事一覧
https://gakumado.mynavi.jp/student_reporters/299
多くの学生が卒業に必要な単位数(一般的な4年制大学の場合、130単位前後)を取得し、ぎりぎりで卒業していく中、4年間で250単位以上取得した大学生3人に迫ってきた本シリーズ。彼ら3人について複数回に渡って紹介してきましたが、今回いよいよ最終回をむかえます。最後にはちょっとしたオチもありますよ。
◆プロフィール
文武両道なオールラウンダーKくん(4年間の総取得単位:256単位)
成績が優秀すぎる勉強家Hくん(4年間の総取得単位:258単位)
成績は中の中、英語が苦手なYくん(4年間の総取得単位:256単位)
▼過去3回の記事はこちら!
「実録!4年間で250単位以上を取得した3人の大学生」
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/46078
「実録! 4年間で250単位以上を取得した大学生3人のリアルボイス <インタビュー編>「
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/48721
「共通点は? 4年間で250単位以上を取得した大学生3人の大学生活を分析」
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/48724
前回の記事では、彼ら3人の共通点を6つ紹介しました。共通点は下記の通り。
1.大学の制度を使って、資格取得をしたこと
2.教員や公務員志望だったこと
3.授業や大学自体を楽しんでいたということ
4.取得単位数をほとんど気にしていなかったということ
5.出席率が高かったこと
6.最後まで必要単位を取り切ったこと
今回は4年間で250単位以上を取得した大学生3人の共通点を考察し、上記であげた共通点の中でも特に4.5.6.に焦点をあてて本シリーズのまとめをしていきたいと思います。
<3人の共通点とそこから見えてくるもの>
◆やりたいことを実現するために大学生活を過ごす!
取得単位数をほとんど気にしていなかった彼ら3人。単位を取るというよりもやりたいこと(資格取得)を実現するために単位を取得しているのが共通点でした。「資格や免許がほしいから単位を取得するのは当たり前でしょ!」と思うかもしれません。たしかにその通りです。でもこれは実はとても大事なことだと考えています。なぜなら、やりたいことが明確であれば自然と大学生活でやるべきことも明確になってくるからです。
大事なのは「どういう大学生活を送りたいのかを考えて、それを実行していくこと」です。彼ら3人は教員免許などの資格を取りたいという想いがあって、それを実現していったわけです。単位取得はあくまで目的ではなく、手段の1つなわけです。大学在学中に目的を見失って、なんとなく時間を過ごすなんてもったいなくありませんか? 初心忘れるべからずです。「なぜ、大学に入学したのか」「そこでやりたかったことはなんだったのか?」いま一度、胸に手を当てて思い返してみてください。そして、その目的の為に今日からまた走り出してみてください。目的意識が自分の中に明確にあると、ぐっと前に進めるはずですよ。
ちなみに3人は教育への想いが強く、アルバイトも教育関係という徹底っぷり。でもよく考えてみると、教育関係の仕事をしたければ、教育関係のアルバイトで経験を積むのは王道ですよね。彼らはアルバイトにおいても目的に向かって突き進んでいたのです。
もちろん、これは教育だけにいえる話ではありません。たとえば大学で都市計画をしっかり学びたければ、思いっきり都市計画を学べばいいし、フィールドワークにたくさん出る授業を取って、とにかくまちに足を運ぶべきです。建築関係の職場でアルバイトをするのもいいかもしれませんね。友達をたくさん作りたくて大学に入学したのであれば、インカレサークルに入っていろいろな人に会ったり、交流会や合コンに行ってみたりするのもよいと思います。
自分が送りたい大学生活や実現したいことに向き合って、それを叶えるために日々、頑張っていくことが大事です。目的に向かって大学生活を送っていくことができれば、より実りある大学生活になるはずです。