「めでたし。めでたし。」と言う終わり方は昔話の常套句。しかし、なかには何だか切なくなるような、後味の悪いような、ハッピーエンドではないお話もありますね。今回はそんなよく考えるとショックな悲しい昔話や童話について大学生に意見を聞いてみました。

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■救われない展開の、「めでたしめでたし」じゃないバッドエンドな昔話・童話といえば何が思い浮かびますか？

●浦島太郎

・おじいさんになってしまって、町も人も知らない時代になってしまうから（女性／23歳／大学院生）
・おじいさんになってるって可哀想だしめでたくないし、何を伝えたいのかよくわからない（女性／21歳／大学3年生）
・浦島太郎は何も悪いことをしていないのに、おじいさんにされてしまったから（女性／19歳／短大・専門学校生）
・助けたお礼におもてなしを受けて、最終的にもらったプレゼントでおじいちゃんになる……って悲しすぎるわ（男性／24歳／大学4年生）

●人魚姫

・王子は他の人と結婚してしまい、泡になってしまったから（女性／19歳／短大・専門学校生）
・言ってしまえば自己犠牲でしかないから（女性／18歳／短大・専門学校生）
・「姫」とタイトルについているのに王子様と結婚できないのは珍しい気がするから（女性／18歳／大学1年生）
・声を失い最後には死んでしまう人魚姫は報われない（女性／22歳／大学4年生）

●マッチ売りの少女

・最後には死んでしまうから（男性／21歳／大学2年生）
・寒いなか一人で倒れるまで売り続けたから（女性／19歳／大学1年生）
・誰かマッチを買ってあげればいいのにと思う（女性／22歳／大学4年生）
・小さい頃お母さんに「何でこの子はこうなるの」と泣きじゃくって訴えたことがあった（男性／22歳／大学3年生）

●フランダースの犬

・最後に主人公が死んでしまうから（女性／18歳／大学1年生）
・犬も主人公も最終的に死んじゃって天国に行ってしまうから（女性／19歳／大学1年生）
・物語が悲しいから（男性／21歳／大学3年生）
・一緒に餓死か凍死する話だから（男性／22歳／大学4年生）