国内最大級の政策立案コンテスト! 「未来自治体全国大会2017」担当者を直撃<後編>【学生記者】
こんにちは!横浜国立大学の山Dです。
▼山Dさんの書いた記事一覧
https://gakumado.mynavi.jp/student_reporters/299
前回から2回に分けて、国内最大級の政策立案コンテスト「未来自治体全国大会2017」の運営責任者である大川さんへのインタビュー記事をお送りしており、今回はその後編。後編では大川さん自身が「未来自治体全国大会」を知った背景などをお聞きしています。実は大川さんは過去に開催された「未来自治体全国大会」の参加者だったのだとか。過去参加者としての話もまとめてあります。ぜひ後編もご覧ください。
▼インタビュー記事前編はこちら
国内最大級の政策立案コンテスト「未来自治体全国大会2017」運営責任者をインタビュー!!前編【学生記者】
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/46288
―山D
現在、運営責任者をされている大川さんですが、このコンテストはもともと何で知ったのですか?
―大川
この「未来自治体全国大会」というコンテストは今年で3回目を迎えます。実は私は、2015年に開催された第1回コンテスト「未来自治体全国大会2015」の参加者だったのです。出場させてもらって優勝することができ、その2ヶ月間がとても濃くいい経験になったので、「その経験をもっと多くの人に届けていきたいな」と思って運営にも関わり始め、現在は代表をやらせてもらっています。
―山D
大川さん自身が過去の参加者だったのですね! ちなみに、その当時はどのようなプランを作ったのでしょうか?
―大川
分野としては教育でした。僕自身、もともと学校の先生になりたかったこともあり、もっとこういう教育があったらいいなというものをずっと考えていて、それをベースにしながら「今とは違う、こんな教育の形、こんなまちの形があるんじゃないか」というものをプランにして、提案していました。
―山D
今、大川さんが過去に参加された「未来自治体全国大会2015」とGoogleで調べてみたら、過去のHPが出てきましたね。ちょっとみていきたいと思います。
▼「未来自治体全国大会2015」HPはこちら!
http://zenkokutaikai2015.miraijichitai.com/
―山D
……「未来のワカモノに、夢をたくそう。」というキャッチコピー、いい言葉ですね。このコンテストに参加されて、大川さんのチームが優勝されたということですね。優勝チームも載っていますね! チーム名は……、「てぃーむ・すてーぶ・じょぶず(福岡県筑紫野市)」(笑)??
―大川
はい。「てぃーむ・すてーぶ・じょぶず」でした。
―山D
なぜチーム名は「てぃーむ・すてーぶ・じょぶず」だったのですか?
―大川
結論からいうと、名前のふざけた感じは学生らしいインパクトを与えるためです(笑)。そして、このプランを通してジョブズのようなクリエイティブな人材が生まれることを期待して、ジョブズの名を使いました。
―山D
そうなのですね。あ、「未来自治体全国大会2015」で検索してみたら、大川さんのチームが発表している動画が出てきました(笑)!
▼未来自治体全国大会2015 プラン発表「ちーむ すてぃーぶ・じょぶず」
―大川
はい、そうです。本コンテストの雰囲気がわかるので、もしよかったらご覧ください。ただ、今回開催する「未来自治体全国大会2017」の出場者たちのプランは、これよりももっと質の高く、思いっきり振り切った政策プランを提案してもらいたいと思っているので、参考程度に見てもらえたらと思っています。
のちほど詳しく説明しますが、僕らが2年前に提案したプランよりも鋭く、より学生一人ひとりの本音が詰まった、まちのビジョンと政策プランを期待しています。実は代表である僕自身が大会のプログラム責任者でもあるのですが、今年はより質の高いおもしろいプランがたくさん出てくるように準備に取り組んできました。過去のプランを大きく上回るような素晴らしいプランが多く出ると思います。
―山D
大川さん自身、未来自治体全国大会に参加されて、どうでしたか?
―大川
決勝は本当に緊張しましたね。冗談ではなく,ちびりそうだったし、足が震えました。もともと、典型的な理系のガリ勉コミュ障なので人前で話すことはおろか,対面でのコミュニケーションすら苦手でした。そんな男が、現在民進党の代表にもなっている蓮舫さんを初めとする第一線で活躍されているゲストの前でプレゼンをし、パネルディスカッションをするなんて、今思ってもなかなか無謀ですね(笑)。ただ、「大学生なんだし、失敗しても何1つ失うものないし、思いっきりやろう」という気持ちで臨んだのが結果として優勝に繋がったのかな、と思います。