めくるめく衝撃展開の連続! 豪華キャストで大注目の映画『怒り』試写会レポート【学生記者】
こんにちは。立教大学1年の慶太です。
2016年9月8日(木)、お台場にある「シネマメディアージュ」で9月17日(土)全国ロードショーの最新映画『怒り』の試写会がありました。そして今回、僕は学生記者として現地へ取材に!
試写会当日の様子や映画の魅力について、ぜひみなさんにお伝えしたいと思います!
映画館情報
今回伺った「シネマメディアージュ」は、アクアシティお台場に併設された劇場で、そのスクリーン数はなんと13スクリーン! 座席数も3,034席で都内最大級を誇ります! また、その座席の中でも、一部のスクリーンにのみ設置されているカップル向けの「スーパープレミアシート」や通常の座席幅より少し広い「プレミアシート」もあり、ゆったりと映画を鑑賞したい人にもおすすめです。
いざ、館内へ!
自分たちが映画を鑑賞したスクリーン「シアター1」は館内でも一番大きく、座席数は612席!
ここまで席数が多いと、「前の人の頭が被ってスクリーンがよく見えない」、と感じてしまうのではないのでしょうか? 実はここ、座席の配置が後ろにいけばいくほど高くなるスタジアム形式になっており、視界が妨げられることなく、映画を鑑賞することができるのです! 自分自身、映画館で鑑賞するときは前の人の頭でよく見えないということがありました。しかし今回はそのようなこともなく、快適な環境で観ることができました!
両手を大きく広げた自分と比較してもわかる通り、とても大きなスクリーンで縦は6.7m、横は16.2mもあるのです!
それでは、いよいよ気になる内容について!
あらすじ
夏の強い日差しが照り付ける東京都・八王子の閑静な住宅街で、ある夫婦殺害事件が発生。犯行現場には『怒』という血文字が残されているのみ。事件から1年が経過して、ようやく犯人は「山神一也」という人物だと判明するものの犯人が顔を整形しながら逃亡を続けており、行方はいまだわからずにいた。
ちょうどそのころ東京・千葉・沖縄の3都市でそれぞれ正体が不明な男がそれまで暮らしていた人たちの前に現れる。そんな中、その後殺人事件の続報が流れたことをきっかけに少しずつ物語の歯車が動き出し……。
レポート
それぞれの俳優さんの演技の幅広さに驚きました! 今まで自分たちが観ていて気付くことのなかった彼らの魅力を引き出している作品で新鮮でした! また彼らの演技を通して、本作の重要なテーマである「人を信じるとは?」という、哲学的な問いかけに対する答えを考えさせられる、非常に中身の濃い作品でした。それゆえに、瞬きするのを忘れるほど映画に本編見入ってしまい、集中しすぎて見終わった後は疲れてしまうほど! ここまで自然と引き込まれる熱量のこもった映画は久しぶりでした。作中で出てきた多様な「怒り」、そして「信じる」ということの果てに生まれる新たな感動を、みなさんに感じてもらいたいです。
周りの声
当日の試写会に参加された観客の方たちからもコメントをもらうことができました。
・「信じるってなんだろう?」ということを深く考えさせられる作品だった(30代/女性)
・俳優たちの熱のこもった演技に圧倒された(20代/男性)
・いろいろな場面に散りばめられた「怒り」が切なく、悲しかった(40代/男性)
・綾野剛と妻夫木聡の絡みが生々しく、艶やかだった(20代/女性)
「信じるとは?」という問いかけに対する声もある中、俳優陣の演技に対する声が圧倒的! 特に綾野剛と妻夫木聡の濃厚な絡みは、以前から話題となっていたこともあり、息を呑んだとの声が多く上がりました。
インフォメーション
『怒り』
公式HP:
http://www.ikari-movie.com/
原作:吉田修一(中央公論新社刊)
監督・脚本:李相日
音楽:坂本龍一
主題歌:『M21- 許し forgiveness』(坂本龍一 feat. 2CELLOS)
キャスト:渡辺謙 森山未來 松山ケンイチ 綾野剛 広瀬すず 宮崎あおい 妻夫木聡
※宮崎あおいさんの「崎」は「大」ではなく「立」です。
2016年9月17日(土)全国ロードショー
文・慶太