スロベニアの大学は授業料タダ?! 映画『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』に登場する、世界の意外な常識4つ【学生記者】
みなさんこんにちは、大学3年の三枝です。
大学生のみなさんは、マイケル・ムーア監督をご存知ですか? アメリカのミシガン州出身の映画監督で、過去にはさまざまな映画賞を受賞している巨匠です。そんなマイケル・ムーア監督待望の最新ドキュメンタリー作品『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』が2016年5月27日より公開されました。今回は僕が鑑賞してびっくりした、本作に登場する「世界の意外なジョーシキ」をご紹介いたします!
■マイケル・ムーア監督っていったいどんな人?
マイケル・ムーア監督について、正直よく知らない……という大学生の人もいるのでは? 僕自身、お笑いコンビハリセンボンの近藤春菜さんのセリフでおなじみの「マイケル・ムーア監督じゃね~よ!」の決めゼリフで監督の名前を知っていただけで、顔もくわしいプロフィールも知りませんでした。
マイケル・ムーア監督は、1954年4月23日、アメリカのミシガン州フリントで生まれました。1989年にデビュー作『ロジャー&ミー』がスマッシュヒットを記録し、同作は近年のドキュメンタリー映画ブームの火付け役となっています。また、『ボウリング・フォー・コロンバイン』ではアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を、『華氏911』でカンヌ国際映画祭パルムドールをそれぞれ受賞しました。これらの作品は超過激なアポなし突撃取材と、歯に衣着せぬ物言いで社会問題を独自の視点で一刀両断するところが評価され、多くの賞を受賞しています。監督は国内外問わず大絶賛を受け、一躍巨匠の仲間入りをしました。
■『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』のあらすじは?
今回の映画は、アメリカ国防総省の幹部らが、天敵であるマイケル・ムーア監督にベトナム・レバノン・イラクなどへの侵略戦争について相談するところからはじまります。ムーアが提案したのは、国防総省に代わってムーア自らが「侵略者」となり、世界各国へ出撃するという作戦でした。彼は星条旗を掲揚し空母ロナルド・レーガンに搭乗、大西洋を渡り、ヨーロッパへと向かいます。「侵略」の目的は世界のジョーシキを根こそぎ略奪し、アメリカへ持ち帰ること。しかし、その先にはムーアたちが知らない驚愕の事実が待ち受けていて……。ここから先は実際に鑑賞してびっくりしてほしいのですが、今回はとくにおもしろかった部分をいくつか特別にご紹介します!