クール系からオバカキャラまで! 小野大輔のハマりキャラ10選「セバスチャン」「古泉」
人気男性声優の一人である小野大輔さん。声優アワード主演男優賞や助演男優賞を獲得するなど、名実共にトップクラスの声優といえます。さてそんな小野大輔さんが演じたキャラクターの中で、「これはハマり役だった!」と思うのは、どんなキャラクターですか? 例えば最近では大ヒットとなった『おそ松さん』の松野十四松役などは高い人気を誇るハマり役だったといえるでしょう。今回は、こうした小野大輔さんのハマり役だと思えるキャラクターをピックアップしてみました。
●セバスチャン・ミカエリス(黒執事)
小野さんの演じた最も代表的なキャラクターといえば、やはり『黒執事』のセバスチャンでしょう。ファントムハイヴ家の主人であるシエルに仕える執事で、容姿、武術、教養などあらゆる点において完璧。さらに謙虚な性格ですが、時に猛烈な毒舌、そして皮肉を口にします。また正体は強大な力を持つ悪魔。その圧倒的な力でファントムハイヴ家の脅威を排除していく様もまた格好良く、小野さんのクールな声と演技が実にマッチしていました。
●古泉一樹(涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ))
特異能力を持つ涼宮ハルヒを監視し、主人公のキョンを何かとサポートする超能力者のキャラクターです。小野さんを一躍有名にしたキャラクターといっても過言ではありません。スマートな立ち居振る舞いをするイケメンですが、それを鼻にかけない柔らかい物腰。どんなときも敬語で話します。小野さんの優しい「お母さん的な感じ」の演技を楽しむことができました。時にシリアスになる演技も見逃せません。
●空条承太郎(ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース)
本作の主人公で、スタンドという超能力を持つ高校生。同じくスタンドの力を発現したことで昏睡(こんすい)状態になった母親を救うために祖父や仲間と壮大な冒険をします。高校生とは思えないほど威圧的な外見の持ち主で、普段はクールですが、根は情熱的。これまで小野さんの演じたキャラとは一味違う、低く渋さのある声の演技でしたが、非常にハマっていたといえます。
●平和島静雄(デュラララ!!)
池袋を舞台に、さまざまな素性を持つ人々の交錯する日々を描いた作品。平和島静雄は人間でありながら怪物じみた身体能力を持つ青年で、金髪にサングラス、そして常にバーテンダーの服装をしているのが特徴です。普段は冷静で落ち着いていますが、犬猿の仲である折原臨也を見ると激昂し豹変(ひょうへん)します。先ほどの承太郎ほど低くはありませんが、小野さんの低いクールな声が楽しめました。
●斉藤八雲(心霊探偵 八雲)
「死者の魂が見える」という目を持った大学生。さらに死者と対話できる能力を持ち、その力を駆使して、次々に起こる怪事件を解決していきます。八雲はクールでひねくれ者。さらに口が悪く、淡々と毒を吐きます。その淡々としたクールさが、小野さんの落ち着いた声と非常に合っていました。