『Red Bull Can You Make It?』に出場する慶應義塾大学のチーム『TOKYO WINGS』に話を聞いてみた 2ページ目
■いかに応援してくれる人を増やすかが難しい
――日本代表を決める投票がありましたが、そこではどんなことをされましたか?
青木さん まず自分たちの友人・知人に投票のお願いをしました。また、著名人の方にもご協力いただき、SNSなどで告知をしてもらったりもしました。他にもプロモーション動画を作成するなどして、皆さんに投票を呼び掛けるなどしました。
――投票を呼び掛ける中で、どんなことが難しいと思いましたか?
青木さん 投票は1人1票しかできないシステムだったので、いかに応援してくれる人を増やすかが特に難しいと感じました。投票期間は10日間あり、最初は順調でしたが途中から票数の伸びが鈍くなり、そこからは本当に難しかったです。SNSなどで細かに投票をお願いするなど非常に手間はかかりましたが、多くの人に応援してもらうことができ、日本代表になれたのはうれしかったです。
――日本代表になるまでの取り組みの中で、どんなことを学びましたか?
青木さん 僕たちを「日本代表にしたい」と思ってくれるような雰囲気を、どうやってつくり出していくかを考え、実行していくことは面白かったですし、勉強になりました。
――プロデューサーとしての面白さを学ばれたということでしょうか。
青木さん そうですね。
■積極的にチャレンジすることで何かが見えてくる
――4月12日からいよいよ本選が始まりますが、日本代表としての意気込みをお願いします。
青木さん 多くの人に応援してもらい、日本代表として出場するので、「世界一」になってその期待に応えたいと思います。
――すでに作戦などは立てられていますか?
青木さん 詳しくは言えませんが、「日本代表らしさ」を大事にしていきたいと考えています。
――今回のイベントは大きな経験になると思いますが、青木さんの今後の展望を教えてください。
青木さん 将来は政治家になりたいと考えています。今の日本は国際社会の中で多様化を見せていますが、同時に内向化もしており、国が「二極化」していると思っています。そうした現状を何か変えることができないか、今回のイベントに参加して得た経験などを踏まえて、皆さんに伝えていくことができればと思います。
――最後に読者の大学生や高校生、中学生にメッセージをお願いします。
青木さん 『Red Bull Can You Make It?』に参加することで、普通の旅行とは違う景色が見えると思います。同じように、何かにチャレンジすることで、それまでとは違う景色が見え、違った経験ができます。大学に入ったらいろんなことにチャレンジしてみてください。積極的にチャレンジすることで、新しい何かがきっと見えてくるはずです。
――ありがとうございました! 本選での活躍を期待しております!
『Red Bull Can You Make It?』には、青木さんたちの『TOKYO WINGS』を含む世界55チームが参加します。『TOKYO WINGS』がどのような旅を送るのか、その模様は公式HPで公開されていきます。『TOKYO WINGS』たちの8日間の足跡を、応援しながら一緒に楽しみましょう!
『TOKYO WINGS』の紹介ページ⇒https://www.redbullcanyoumakeit.com/ja/teams/542/
『Red Bull Can You Make It?』のHP⇒https://www.redbullcanyoumakeit.com/ja/
(中田ボンベ@dcp)