函館を観光するなら絶対行くべき! おすすめ人気スポット15選 3ページ目

編集部:はまみ

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北海道のおすすめ観光地7 はこだて明治館

はこだて明治館

1911年(明治44年)に函館郵便局として建てられた赤レンガの重厚な建造物が、戦争・大火を耐え抜き、函館の歴史を語る建造物として今日に至るまでその原型を昔のままに残しています。

現在の「はこだて明治館」の建物は、1911年(明治44年)に完成した旧函館郵便局舎でした。局舎移転により、1962年(昭和37年)に建物自体は民間に払い下げられることになり、商社の事務所・倉庫などに再利用された後、1986(昭和61)年にショッピングモール「はこだて明治館」へと生まれ変わりました。函館郵便局の方は移転した後に名称を中央郵便局と変え、今も函館市民の生活を支えています。

この建物のトレードマークは、外壁を這うように伸びるツタ。春から夏にかけては、葉の緑とレンガの赤が鮮やかな対比を、葉の落ちた冬には鮮やかなレンガの赤が際立ちます。
個性的な半円形のアーチ型の窓枠や正面破風部分の装飾など、細部にまで趣向を凝らしたデザインの外観は昔と変わっていませんが、建物の中は大きく変わって、現在はオルゴールやガラス製品・ガラス工房と土産物・雑貨などのショッピングモールに。特に、ガラス製品ではサンドブラストの体験工房があったり、オルゴールも部品を自分で組み立てたりと製作体験できるコーナーが人気。旅の体験の中で、自らの手で作り上げた一品モノは、旅のいい思い出にもなります。


<観光情報>
■住所:函館市豊川町11番17号
■交通:市電「十字街」にて降車後、徒歩約2分
http://www.hakodate-factory.com/meijikan/

北海道のおすすめ観光地8 土方歳三の碑

土方歳三の碑

新撰組副長の副長、土方歳三は、鳥羽伏見の戦いの後、新撰組を率いて各地を転戦しながら北上。江戸開城の後、仙台にて旧幕府海軍副総裁の榎本武揚が指揮する脱走軍艦隊と合流し共に蝦夷地を目指します。1868年(明治1年)10月に蝦夷地(北海道)に上陸した榎本軍は、箱館を占拠して新政権を樹立するに至り、土方は陸軍奉行並の要職につきました。そして、翌明治2年4月、敵、新政府軍の箱館総攻撃により、榎本軍は各地で敗退してしまいます。しかし、約300人の兵で新政府軍800人を撃退した箱館戦争で最も激戦と言われた二股口の戦いでは、土方歳三が司令官として二股口(現北斗市)を守り抜き、最後まで落ちませんでした。

ところが、同年5月11日、新政府軍の箱館総攻撃が始まり、ついに箱館も新政府軍によって陥落。弁天台場が包囲され孤立したため、土方は、約50名の兵を率いて出陣します。その時、折悪しく、土方歳三は、一本木関門で新政府軍と鉢合わせ。必死に応戦したのですが、銃弾に倒れてあえなく絶滅しました。

当時の一本木関門場所が若松町とされたことから、若松小学校敷地内に碑が建てられ、その後、地区の開拓により若松緑地公園に移設されています。公園の一角には、小さな庭園のような場所があり、そちらに土方歳三最後の地碑と一本木関門が残されています。毎年慰霊祭が行われ、熱心な土方歳三ファンたちが今も数多く訪れます。


<観光情報>
■住所:北海道函館市若松町33
■交通:JR函館駅より徒歩15分
http://www12.plala.or.jp/k-hirao/kankou/27_21.html

北海道のおすすめ観光地9 函館博物館郷土資料館

函館博物館郷土資料館

明治から昭和にわたり、未曾有の大火を経験してきている函館。明治11(1878)年、12年と相次いでの2度にわたる大火では、ほとんどの市街全域と言っていいほどの地域を失っています。それに対し、開拓使は、市街地域の区画整理事業と不燃質家屋の奨励に踏み切りました。明治12年の2度目の大火で被災した初代渡辺熊四郎もさっそくその施策に応じています。翌年11月に開店させた洋風不燃質店舗「金森洋物店」がそれ。

この建物には、開拓使、茂辺地煉瓦石製造所の煉瓦を使用しています。その当時の「金森洋物店」は、舶来製の小間物、雑貨品を取り扱っていました。大正14年(1925年)まで金森洋物店として使用されていた建物は、昭和38年、北海道指定有形文化財指定。昭和44(1969)年からは「市立函館博物館郷土資料館」として使われていましたが、すでに100歳以上という建物は老朽化が著しく、平成10年(1998年)から休館して修復が加えられることに。2年後の平成12(2000)年10月1日には、明治13年の建設当時の形に限りなく近い形に復元され、新たに「市立函館博物館郷土資料館(旧金森洋物店)」という名称でリニューアル・オープンしています。

館内の展示は「明治時代の函館のハイカラ文化」がテーマ。入口付近にある1台のオルゴールは、1892(明治25)年に金森洋物店創業者の初代渡辺熊四郎が欧米漫遊旅行時に、イタリア・ジェノバで購入したスイス製のものです。他にも、明治時代の店の繁栄をわかりやすく紹介したジオラマ、明治の商場、帳場の様子の資料、ロウ管式蓄音機、アイスクリーム製造機、ドイツ人が使用していたストーブなど、貴重なものがいろいろ。現在では、北海道で最も古い開拓使による家屋改築施策の記念物として、北海道指定有形文化財となっています。


<観光情報>
■住所:北海道函館市若松町33
■交通:函館空港タクシー乗り場から郷土資料館まで約10km(所要時間約25分)
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2015022500023/

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