函館を観光するなら絶対行くべき! おすすめ人気スポット15選 4ページ目

編集部:はまみ

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北海道のおすすめ観光地10 中華会館

中華会館

北海道函館市にある歴史的建造物「中華会館」は、1906年12月8日に最初、洋館風の建物として建設されたのですが、翌年、函館全域を見舞った大火で焼失してしまいます。その3年後の1910年、その同じ場所に、現在の関帝廟形式の「中華会館」は改めて造られています。その二代目の「中華会館」は、初代の洋館風とは異なり、日本国内で唯一現存する清朝末期の建築物。中華街で有名な横浜や神戸の中華会館は、太平洋戦争で失われて戦後に再建されたものですが、この函館のものは、建築当初の姿をそのまま残す国内唯一の「中華会館」。国の登録有形文化財及び函館市景観形成指定建造物にも指定されています。

「中華会館」の建築には中国から招かれた技師と職人が設計を担当。建築にあたっては、中国人大工8人、上海からの彫刻師2人、漆工5人のほか、日本人の大工、左官、鋳物工らが集められました。そして、壁に赤レンガを使用し、釘を一本も使わない清朝末期の建築様式統工法に基づいて、3年の歳月を費やして竣工したのでした。

会館内の貴重な美術品に加え、木材の大部分や祭具、イス、テーブルなどの備品は全て中国から運び込まれており、清朝末期の中国文化をそのままに今に伝えてくれていますが、現在は入場者の減少や建物の老朽化などを理由に一般公開を休止中。期間限定で公開されたこともありますが、外観のみ見学可能となっています。


<観光情報>
■住所:函館市大町1-12
■交通:市電 「大町」電停下車徒歩3分
http://www.hakobura.jp/walk/post-134.html

北海道のおすすめ観光地11 函館市旧イギリス領事館(開港記念館)

函館市旧イギリス領事館(開港記念館)

以前のイギリス領事館は、函館が国際貿易港として開港した1859年(安政6年)年からアメリカ、ロシアに次いで函館では3番目に活動を開始していました。当初はまだ現在の弥生小学校付近にあった称名寺内に建てられた仮設の建物でした。

1863年(文久3年)に現在のハリストス正教会(函館市元町3)付近に新築した後は、幾度かの大火に見舞われ、今のこの地に再建。現在の建物は1913年(大正2年)にイギリス政府工務省上海工事局の設計によって建てられ、1934年(昭和9年)に閉鎖されるまで領事館として使用されていました。その後、1979(昭和54)年には函館市の有形文化財指定。1992(平成4)年の函館市市制施行70周年を記念して復元し、この年から「開港記念館」として一般公開をしています。さらに、2009(平成21)年の開港150周年を機に、館内をリニューアルして同年3月にオープン。

そこからは、体験型展示を重視し、展示室のうち、領事執務室と家族居室は3代目領事リチャード・ユースデン氏が使用していた当時を再現。椅子にかけたり、調度品に直接触れることもできるようにしています(一部を除く)。ユースデン氏は、函館公園(同市青柳町17)の造成を提唱するなど、函館の町づくりにおおいに尽くした人物でした。館内では、ペリー来航の歴史をパネルで学べるほか、天井がガラス張りの開港記念ホールには、ペリーのたどった航路や世界地図を描いたカーペットも見られます。また、1階のティールームには、本場イギリスの紅茶や焼き菓子などもあります。


<観光情報>
■住所:函館市元町33-14
■交通:市電「末広町」電停下車徒歩5分
http://hakodate-kankou.com/british/

北海道のおすすめ観光地12 恵山

恵山

恵山は、標高618mの、新第三紀緑色凝灰岩層を基盤とする外輪山熔岩と、円頂丘熔岩とからなる二重式火山です。渡島半島の東南端で太平洋に突き出すように位置する気象庁の「常時観測対象」の活火山です。山頂には三等三角点(点名「恵山」)が設置されており、恵山道立自然公園に指定されているほか、新日本百名山、北海道百名山にも選ばれている風光明媚な山です。

恵山は、はじめにからあった成層火山の山頂部に、大爆発によって大きな火口原が形成されました。その火口原にさらに安山岩質の溶岩ドームが押し出され、現在の姿になりました。溶岩ドームにより閉じ込められたガスは火口原に小火口をいくつか開け、飛ばされた火山岩が「賽の河原」とも呼ばれる火口原の景観を形作りました。その鬼気迫る景観も手伝って恵山は昔から霊場として信仰されています。

また恵山では、火山としては比較的新しく、土壌が未発達なこと、噴火湾に突出した形で位置しているため海霧の影響が強いことなどから、低標高にもかかわらず数多くの高山植物が見られます
主なものとして、イワカガミ、ウラジロタデ、エゾイソツツジ、オオバノヨツバムグラ、オヤマリンドウ、ガンコウラン、クルマユリ、コケモモ、ゴゼンタチバナソウ、コメバツガザクラ、サンカヨウ、ショウジョウバカマ、シラタマノキ、ハクサンチドリ、ヒメスギラン、マルバシモツケ、ミネズオウ、ヤナギランなど。山麓一帯には、5月から6月には60万本ともいわれるエゾヤマツツジやサラサドウダンの花々が咲き乱れ、山裾が真紅に染まるほどです。


<観光情報>
■住所:函館市柏野町
■交通:JR函館駅から車で1時間
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/environ/parks/esan.htm

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