留学、バックパック、海外インターン……大学を休学して何かをする意味とは

学生の窓口編集部

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最近では利用する大学生も増えてきた休学のシステムですが、休学の理由は人それぞれです。社会人になってからでは難しい長い自由な時間を使って自分の興味のあることに挑戦したり、将来のキャリアを考えて語学留学をする人もいます。また、中には他の大学を再受験するためや出産のために休学する学生もいます。それぞれの理由で選んだ「休学」に意味を持たせるのはその人次第です。休学しなければできないこととは何か、考えてみましょう。

■語学留学

休学の理由で多いのは、1年間の語学留学。短期の留学ではなかなか習得できない語学力を磨くことができます。企業の中には英語を公用語にするところも増え、国内の企業でも語学力が必要になる時代です。多国籍の人たちと仕事を進めて行く上で英語力は必須ともいえます。最近では中国への語学留学も増えてきています。

■ボランティア活動

世の中に貢献できる何かをしたい、と考えて海外でのボランティア活動に参加するために休学する学生も多く見られます。行先はアジアやアフリカ方面が多いようです。長期の海外ボランティアは社会人になってからではハードルが高いものです。夏休みなどを利用して参加できるボランティアもありますが、1年間の自由になる時間を使って興味のある分野で現地に貢献できるボランティア活動やNGO活動は、やりがいや達成感も大きいものでしょう。

■海外インターンシップ

学生の中には1年間休学して、海外インターンシップのプログラムに参加する人もいます。語学力が必要とされるので、語学力を生かして卒業後に海外で働くことを視野に入れて実際に海外で働くイメージをつかむために選択する人が多いようです。

■世界旅行

世界旅行のために休学する人もいます。旅行の費用は日本でアルバイトして準備していくのが一般的ですが、中には各国で滞在しながら働いて稼ぐという学生もいます。休学して世界中を旅することにより、その後の人生の大きな糧となり視野も広がります。ツアーではなく自分で考え行動するからこそつかめるものもあり、世界を見て感じたことは、仕事を始めてからも多いに役に立つのではないでしょうか。

■その他の理由

中には、入学した大学が志望校ではなく再受験するという人や、入学した学部ではなく他の分野の勉強をするために大学を受け直すという人もいます。受験により合格する確証はないので、1年間休学にして受験勉強に励み、ダメだった場合は復学するというケースです。

休学して起業するいわゆる学生起業家といわれるもいます。世の中の仕組みを学ぶことのできる起業は誰にでもできることではありませんが、オリジナリティあふれるアイディアや行動力、学生のネットワークなどを使ってさまざまな活動や事業を手掛ける学生も増えています。卒業後は企業などに就職せず、そのまま事業を続けるケースも見られます。

大学を休学するということは周りの友人達より卒業も遅くなり、それなりの覚悟がいるものです。しかし、社会人になってから仕事を1年「休職」して何かをやる、ということはもっと覚悟がいるもの。まだ自由な時間のある大学生だからこそ、自分のために休学するということも選択肢の一つとして用意しておくといいのかもしれません。

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