2019年08月17日 更新

揚げ油を保存する方法とは? 保存期間や保存方法を便利にするグッズも紹介

揚げ油の正しい保存方法と保存できる期間、おすすめのオイルポットなどをご紹介します。揚げ物にはつきものの揚げ油の処理。実家では保存して使いまわすのを見た事がある人もいるでしょう。揚げたての揚げ物がどうしても食べたいけれど、一人暮らしでは油の処理や保存方法がわからず手を出せない人もいるのではないでしょうか?

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揚げ油の保存期間について

揚げ物には大量の油を使いますが、一度使っただけで捨ててしまうのはもったいないものです。揚げ油は何回か使う人もいますが、どのくらい保存しておけるのでしょうか。

揚げ油の保存期間の目安

揚げ油は、一度使用してもきちんと処置をすれば2週間程度は保存可能です。
ただ、油は一度でも加熱してしまうと熱酸化が起こり、その上使用中も食材から出る水分や成分などにより酸化は進んでいきます。油や食材の種類などによっても保存のきく期間が変わるので、2週間はあくまでも目安として判断することが必要です。

揚げ油を再利用できる回数

揚げ油を再利用できる回数は、きれいな色をした新しい状態の油でも3~4回くらいが限度です。それ以上の利用はおすすめできません。

保存方法・環境によっても油の状態は変化しますので、使用回数にかかわらず油の状態を確認してから利用しましょう。また、揚げ油以外に炒め油としても利用すると無駄なく使いきることができます。
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揚げ油を捨てる目安

オリーブオイルや菜種油、胡麻油など酸化しにくい油もありますが、どの油でも加熱+空気に触れることで確実に酸化は始まります。揚げ物後の油は、時間がたつほど体に悪影響を及ぼす過酸化脂質という物質が増えていきます。

期間や使用回数の目安の範囲内であっても、油が次のような状態だった場合は、再利用せずに破棄しましょう。

1.色が濃い色(褐色)になっている
2.酸っぱいような嫌なにおいがする
3.粘り気がある
4.加熱すると180℃くらいで煙が出る
5.カニが吹くような泡(小さい泡)が消えずに目立つ

揚げ油を保存する方法

油は酸化しやすいので、保存する時に注意が必要です。正しい保存方法で回収を行えば、再度、美味しく、安全に使えます。油を使い終わった際の保存方法をご説明します。
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揚げ油の保存に必要なもの

揚げ油の保存処置をする前に必要な道具を準備しましょう。

  • 細かい目の網じゃくし
  • 油濾し紙(コーヒーフィルターやキッチンペーパーでも可)
  • 濾し器
  • 保存のための密閉可能な容器

揚げ油の鮮度を保つには、食材を揚げたあとの揚げカスなどを取り除いて、きれいな状態で保存することが必須です。そのため、油濾し紙などで油を濾す必要があります。また、容器はペットボトルなどでも代替可能ですが、なるべく酸化を防ぐためにできる限り密閉できる容器を用いることをおすすめします。

揚げ油を保存する手順

  1. 揚げ物を終えたら、油が熱いうちに揚げカスを残さず掬い取っておく。
  2. 密閉容器に濾し器を乗せ、油濾し紙を使って冷めきる前の油を注いで濾す。濾したあとは油をよく冷ます。
  3. 油が完全に冷めたことを確認してからフタをして、冷暗所で保管をする。

揚げ油を保存しておく場所

直射日光や蛍光灯の光、気温などによっても油の酸化は進みます。鮮度を保つためにも、日が当たらない涼しい場所で保管しましょう。
冷蔵庫やシンク下などがおすすめで、冷凍庫はおすすめしません。油が固まると使用しにくくなるうえ、冷凍庫から容器を出す際、霜などの水分が油と混じって油はねの原因にもなります。

揚げ油の保存に役立つグッズ

揚げ油の回収にオイルポットなどを利用すると、作業がより手軽になります。おすすめのグッズをご紹介します。

高木金属 オイルポット フッ素コート 活性炭 0.9L


活性炭油ろ過フィルターが付いているので、油濾しが簡単かつきれいにできます。活性炭と酸化抑制剤の効果で、油が繰り返し使えて経済的。表面がフッ素加工してあるので、しつこい汚れも簡単に落とせます。

野田琺瑯 琺瑯オイルポット ロカポ


野田琺瑯のおしゃれなオイルポット。
裏返したフタにろ過器を置けるので、キッチンを汚さずに作業できます。一度に最大800mlの油を濾せるので、何度もろ過作業をする必要はありません。

下村企販 オイルポット シルバー ダブルポット&揚げ鍋


お鍋がそのままオイルポット&フタになる便利なセット。
オイルポットを置くスペースがないキッチンにおすすめのコンパクトサイズです。紙フィルターを使用することで、細かい油粕もしっかり濾せます。

まとめ

一人暮らしでは何事も上手に節約して使いたいものです。一度使った揚げ油も、正しい保存方法で保存すれば美味しく安全に再利用できます。ついお惣菜に頼ってしまいがちな一人暮らしの食事ですが、自炊で健康的・経済的に楽しみましょう。
監修:貞本紘子
料理家。食育アドバイザー、幼児食アドバイザー。
岐阜県にて家庭料理、パン、ケーキの教室「colette」を主宰。 少人数制、初心者にも分かりやすく丁寧な指導で生徒数は6年間で述べ5500人。 「おうちご飯をもっと楽しく!」をモットーに活動中。 ブログ https://ameblo.jp/colette-cooking/

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