就活の進め方や常識は、志望の業界によってさまざま。人材業界に内定した浜崎和斗さんに、就活スーツ・グッズの選び方から身だしなみのポイント、人材業界の就活でスキルをアピールするコツ、同じ業界を目指す後輩へのアドバイスまで、気になる就活のあれこれについてズバッと答えてもらいました。
回答者:浜崎和斗さん/拓殖大学/人材業界内定
ジャケット1着、パンツを2本買いました。
大学3年の9月です。
黒を選びました。
雨の日、傘を忘れてパンツに雨シミをつくってしまったことがあって、パンツを1本買い足しました。僕のようにもしものときに備えてパンツを2本持っておくと安心です。ほかに意外と重要だと思ったのがネクタイ選び。
企業のコーポレートカラーに合わせたり、面接官の雰囲気に寄せたり、どうしたら企業の雰囲気になじめるか自分なりに考えて選んでいました。勝負の日は赤のネクタイを使うと気合が入ります。ネクタイの色はメンタルにも影響するんですよね。
清潔感を第一にしていました。
ミニヘアスプレー、ハンカチ、汗拭きシート、ウェットティッシュ。
僕は 営業志望なので身だしなみは爽やかさが命です。 朝前髪をジェルであげてかためるのですが、途中でくずれてくるので駅のトイレでスプレーを使って直していました。 夏の就活中は、トイレで汗対策をするのも大事な習慣。汗拭きスプレーで上半身をさっぱりさせて、汗のニオイをおさえる携帯消臭スプレーをスーツに吹きかけて選考に臨んでいました。
革靴、ベルト、ネクタイ、カバン、印鑑。
1足です。
説明会や集団選考では立ったままメモをとる機会が意外と多いです。そのためバインダーを持ち歩いていました。 メモがしやすいだけでなく資料を挟んで持ち運べるし、なにより持っていると気分があがります! たとえばまわりの人が資料をカバンからゴソゴソ出しているとき、バインダーをスッと出せたらスマートじゃないですか。カバンの中の仕切りになるのもいいですよね。
「フランス語検定4級」を持っていますがエントリーシートには書いていません。
資格をアピールには使っていませんでした。
僕は資格よりアルバイトやサークルでの経験をアピール材料にしていました。 僕の特徴はとにかく明るいこととポジティブなこと。人と協力して目標を成し遂げるのが大好きです。その特徴を生かして、お客様・会社・自分というチームで課題を解決していく営業がしたいという内容をアピールしました。面接では、まず一番に人となりを見てほしかったので、うまくいったと思います。
写真館で撮りました。
6〜10枚くらい。
肩を水平にすること。
僕は無意識に肩が左右で傾いてしまうので、写真館のカメラマンさんに相談しました。自分では気づきにくい微妙な歪みもカメラマンさんがきちんと正してくれたので、バランスのいい写真が撮れました。自分のクセや普段の写真写りで悩んでいることなどをはじめに洗いざらいお伝えすると、改善策を教えてくれたりしますよ。
何社か面接を経験してきて思うことがあります。
面接官は、学生の人柄・将来のビジョン・志望に至った想いなどを聞きたがっていると思います。だから、
仕事を通してどう成長がしたいか、世間にどう貢献したいか、誰をどうのように幸せにしたいのか、この3つを具体的にアピールできることが重要
なんだと思います。明るく元気に自分を繕わず素直にアピールできれば、自分を見てくれる企業と出会えるはずです。
内定をゴールにせず、スタートだと意識して就活を楽しんでほしいです。楽しんだもの勝ちです!
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Text: Eiko Murayama(vivace next)