「自己PR」は、エントリーシートに書くだけでなく、面接の場で話すことも多いですよね。面接では、自分の強みが志望業界でどのように活かせるかアピールする大切な機会ですが、どのように述べるのが良いのでしょうか。今回は「面接での効果的な自己PRの述べ方」について紹介します。
面接の場での自己PRは、時間制限が設けられていることがほとんどです。時間は短いものだと数十秒、長くても3分程度と、多くの時間は与えられません。その中で自分をアピールしないといけないため、何を話すかをあらかじめ考えておくことが必要です。
自己PRは、
・自分の長所
・その長所が生かせたエピソード
・その長所が企業でどのように活かせるか
といったように、自分が一番アピールしたいものを一つだけ挙げましょう。全ての長所をアピールしたいところですが、いくつも挙げると印象が薄れてしまいます。
また、同じ内容のものを制限時間ごとに数パターン考えておいたり、企業の特色に合わせて違う内容のものを考えておくことも重要です。自分の魅力をよりスムーズに伝えるための工夫を怠らないようにしましょう。
面接での自己PRは、自分の最大のアピールポイントを最初に話します。例えば「私の長所は10年間の海外生活で身に付けた語学スキルです」と最初に伝えることで、面接官は興味を持ちやすくなり、その後に話すこともポジティブに聞いてくれます。
続いて、最初に述べた長所がどのような場面で活きたのか、具体的な話をしましょう。長所が役立ったエピソードを盛り込むのも良いですね。長所と同じく「自分の長所が最も強くアピールできるエピソード」を話しましょう。
最後に、述べた長所がどのように志望企業で活かせるかをまとめます。このとき、自分がどれだけその企業に入社したいのかといった熱意や、入社後にこんなことをしてみたいなどの将来像を述べるとより良いでしょう。いずれにしても、面接官に「この人を採用したらどうなるか」をイメージづけられるような内容にしましょう。