手帳を選ぶ際にもっとも重要なのは、見やすくて書き込みやすいスケジュール表があることです。しかし、それに加え便利な機能がついているものを選んでもいいでしょう。基本的な機能として押さえておきたいのはメモ欄とペンホルダーです。
メモ欄があると説明会の詳細を貼り付けられたり、企業の人や就活仲間から得た情報を記載しておくことができます。スケジュール表と近い位置にメモ欄があったり、末尾にまとめて入っていたりとメモ欄の入れ方も様々です。あまり多いと厚くなってしまって使いづらくなるため、全体のバランスを考えて適切な分量のものを選ぶと使い勝手がいいでしょう。また、ペンホルダーがあるとどのようなときでもすぐに予定の変更やメモの書き込みが可能です。手帳はあるけど筆記用具がなくて書き込めないという状況を防ぐためにペンホルダーがある手帳を選ぶのは賢明と言えます。
また、名刺やカード、領収書などを入れられるホルダーが付いていて、いただいた名刺や交通費支給のための書類管理がしやすかったたり、該当するページが開きやすいようにしおり機能がついていたりする手帳もあります。付録として路線図などがついている手帳もあるので機能性を考慮すると自分に合ったものが選びやすくなるでしょう。
あまりよい手帳が見つからないというときには、就活の前にまずはオリジナル就活手帳を作るのも良い方法です。自分に合ったサイズのリングファイルやクリアホルダーなどを利用し、スケジュールページを自分で追加していけば自分だけの就活手帳を作れます。リフィル機能のついた手帳も販売されているため、そこから不要なページを取り除いて、自分が欲しいページだけを選んで作るという方法もあります。
パソコンを利用すれば簡単にスケジュール表を作ることができます。スケジュール表専用のフリーソフトも登場しているため、うまく利用すれば使いやすいオリジナルの就活手帳が作れるでしょう。オリジナルのものを作って効率化を図ろうと考えたら早めに準備を開始するのがポイントです。大学生のうちから自分用にスケジュール表を作って使用していると就活が始まってから苦労しません。
いかがでしたでしょうか。手帳は就活のスケジュール管理をする上で欠かせないもの。しっかり選んで効率よく就活を進めましょう。