「プライベート第一!」でもOK? 「働く動機」を本音で考えることの大切さ【企業サイドから見る「自己分析」11】

「プライベート第一!」でもOK? 「働く動機」を本音で考えることの大切さ【企業サイドから見る「自己分析」11】

2015/04/04

企業研究

自己分析

【例2】「ジャガーかフェラーリに乗りたい」「銀座で高級ブランドグッズを買いたい」

こういったことを優先するタイプの人は「とにかくおカネを稼ぎたい!」というポリシーがあると思われます。でも、初任給はそんなにもらえないので「残業することも気にしない!」と思っているか、がむしゃらに働くことに、それほど抵抗を持っていないと思われます。

もし残業に抵抗があるなら、ジャガーに乗るという動機は、優先順位が1番じゃない可能性が高いです。

次に考えなくてはならないのが、 「果たして将来に渡って、そのエネルギーを継続して保てるかどうか?」ということ。

どういうことかというと、

ジャガーに乗るためなら、あまりやりたくない仕事や、興味が無い仕事、人に頭を下げ続けるような仕事、ハードな仕事もできるか?

ということです。これに抵抗があれば、やっぱり優先順位が間違っています。

もし「出来る!」と思ったら、こういうタイプの人は若い企業でも大丈夫なはず。仕事を自分で開拓していくような企業。たとえば、外資系や、そういう文化を持っている一部IT系の企業の営業が合っている可能性もあります。

あとは【例1】と同じように、学部や興味から徐々に絞っていけばいいんです。

ただし、こういうタイプは、「おカネや自分の嗜好だけに興味があり、企業への忠誠心や愛着が希薄である」という要素を持っている可能性があります。

【例3】「早く仕事覚えてお金たくさん稼いで、いい人を捕まえたい」「夜景がキレイに見える高層マンションに住みたい」

というタイプの人。ここから見える心理は 「おカネを稼ぐことはもちろんだが、変身願望がある」ということですね。今の自分や現状を、「社会に出ることで打破したい!」という思いです。

こういうタイプの人は、今の大学の学部や勉強してきたことにあまり固執せずに、自分が輝いて働ける環境を求めているのかもしれません。

【例3】のタイプの人は、「おカネにもこだわりがあるけれども、自分の可能性を拡げられるチャンスのある企業」を探すべきです。可能性は人によって違いますが、少なくとも業界や職種にこだわることは、視野を狭めることになります。

***

あくまでも例ですが、こんな具合に 「働く動機」から徐々に企業選択へと繋げていくのが、就活の最初のポイントだと思います。この方向性がだいたい固まると、あとは自己分析を繋げていくことを考える過程に移行します。

それでもまだ、

「自分に向いてることが全然イメージできない……」
「どうやって考えたらいいか、わからない……」

と悩む方がいるかもしれません。

次回も、もう少しだけ「働く動機」について書いていきます。


文・コンテンツ提供●安藤恒久

【プロフィール】
東京農工大学農学部卒。その後福山大学大学院工学研究科修士課程修了。1996年、大手飲料食品メーカーに入社。主に経営部門で会社組織運営に携わる。その後は、ブライダル業界に転身。管理部門の責任者として株式公開業務担当。以降、雑貨商社、IT、教育など多様な業界で事業構築を行う。2005年6月から始めた、「会社側の本音」と「就活生の自信構築」をコンセプトに書き連ねたブログ『会社サイドの就活日記 ~面接は怖くない!企業と面接官の本音を知ってください!~』は毎年 数多くの就活生や新社会人のバイブルとして支持されている。

『会社サイドの就活日記 ~面接は怖くない!企業と面接官の本音を知ってください!~』
http://ameblo.jp/yansono/

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