メールでお礼状を送る場合は、手紙のような前文の季節の挨拶は必要ありません。「●●様」と宛名を記した後に、「□□大学△△学部の◇◇です。先日は面接の機会をいただき、ありがとうございます。」と続けるとよいでしょう。
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(件名)
本日の一次面接ありがとうございました ○○大学文学部○山○子
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(本文)
株式会社毎名美商事△△部
○○様
○○大学□□学部○山○子です。
本日はお忙しい中、一次面接のお時間をいただき、ありがとうございました。
本日、○○様とお話をさせていただいたことで、貴社で仕事をしたいという気持ちがより一層強まりました。
特に○○様の「自社製品を愛する気持ちの強さがすべてのモチベーションになっている」
というお話に、私もぜひ貴社の一員となり、そのような強い気持ちを持って業務に臨みたいと思いました。
今後、さらに企業研究や自己分析などをすすめて参ります。
取り急ぎ、お礼を申し上げたくご連絡いたしました。
本日はありがとうございました。
(署名)
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○○大学□□学部4年○山○子
maruko@0000.ne.jp
090-0000-0000
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核となる本文には、何に対するお礼なのかをはっきり書いておくことと、感銘を受けた言葉や事柄など具体的な事例を入れることが大切です。
直筆の手紙のほうが気持ちの強さがより伝わりますが、メールの良さは迅速に送ることができる点。「早くお礼を伝えたく」といった文章を添えて、面接の直後など当日相手がパソコンを見られる時間までに送ることができるのであれば、メールでのお礼は手紙よりも印象に残りやすいかもしれません。
監修者●上田晶美
上田晶美(うえだあけみ)
1994年ハナマルキャリアコンサルタントを設立し(現在は株式会社ハナマルキャリア総合研究所)以来、大学生の就職、社会人の転職に関する講演、執筆を手がける。年間約20の大学でその他の講演も含め200講演。就職関連の著書20冊。1983年早稲田大学教育学部卒業。近著に『ちょっと待ったその就活!』(技術評論社)、『働くための「話す・聞く」コミュニケーション力って何?』(ぺりかん社)